お産の時の音…太鼓
先日放送された地球イチバン「世界一の癒やしの大地 アメリカ・セドナ」で、霊気治療で太鼓をたたいている場面を見て、あるお産の時のことを思い出した。
そのお産は、産婦の様子からすると、まだちょっと時間がかかると思われた状態だった。しかし。ある医療者が突如シンギングボウルを鳴らし太鼓をたたき始めた。
その音は、とても力強く、私には大音響で「うるさい!」というもので、これでお産が進むとは到底思えないものだった。その時、心の声でか直に「うるさい!」といったかどうかは記憶があいまいだが・・・(笑)
で、お産はどうなったか?
もちろん進むはずもなくしばし休憩。。。。
ようやく、その医療者の興奮と期待とアドレナリンが収まり眠気が催したときに、お産は進んだのだった。「もう生まれますよ」と静かに声を医療者にかけた。
その時の様子を思い出し、今日見たセドナの霊気施術者の映像を見たときに、ふとさらに考察が深まった。
シンギングボウルも太鼓もとてもやさしくこんなに優しく鳴らすなら、脳がリラックスして体が緩むという効果があったのでは!目から鱗だった。
そして、この方法も決して無意味なことではないのだと気づかされたのだ。
しかし、奏でる人の意識や波動がものすごく影響するのだというのも改めてまたしっかりと認識した。
では、なぜ、あの医療者はあんなにも激しくならしたのか?
体が緩む効果を狙ったのか?
アドレナリン全開でやる気を奮い立たせて進ませようとしたのか?(それには子宮口が全開していないと無理だったとは思うが。。。)
あるいは激しく奏でることにトランス状態に持っていこうとしたのか?(笑)
この場合は、ちょっと無理があるように思う。
いや、たぶん、扱いが違ったのだろう。音のならしかたが未熟だったのだと思う。
今でこそはっきりと認識と理解ができる。音を使ったときに、その音に、扱うものの意識や波動がしっかりと出るのだ。そして、その音は、産む人とシンクロするのか?受け入れられるのか?あるいは邪魔でしかないのか?臨界点を通り越すまで邪魔になれば突破もあるかもしれないが…。ちょっと厳しいなぁ~。
お産の場を整えるものとして、長年いつも自分の発する意識や波動にとても注意して気を配っている。
どんな音を出すか?出さないのか?どんな声で話すのか?