お産の時のドューラ
ドューラって何するひと?
平たく言うと、お産の前からお産になって産後もお母さんと赤ちゃんに寄り添って、(医療者ではない)見守る人だけど。
日本だと、産後ドューラという言葉の認知はされつつあるけど、産後ドューラは、何する人?産後のママのごはんとその家族のごはんをいっぺんに作り置きして、家事して帰ってくる映像がTVで写ったことあったけど、スーパー家政婦さんと何が違うの!?
では、お産にかかわるドューラとはでは、何をするのでしょうか?
お産の最中に産婦の腰をさすったり(もちろんそれもありですが)、アロマをたいたり、テルミーをしたり、吸い玉?したり、そして、「ドューラがいろいろやってくれたからお産が良かった!」と感謝されることでしょうか?
もちろん、そういうことも必要があればするのかもしれませんが、基本ドューラに産む人は何を求め、ドューラはどういうスタンスでお産にかかわるのでしょうか?
そして、アクティブバースや主体的なお産にドューラはどうあるべきでしょうか?
私が、約30年お産にかかわらせていただき、立会させていただいているときのスタンスやかかわりについては別に述べたいと思いますが、
基本、産む人に寄り添う、赤ちゃんが生まれる環境を守るとはどういううことか?というのを考えています。
そして、ドューラはは医療者である医師や助産師と敵対する関係ではなく一人の人のお産にかかわるチームでもあります。でも、決して医療者の下働きでもないですが。。。あるいは、医療者側に利益をもたらすものでもないですが。。。
先日、助産師の友人が、ある産院での助産師とドューラのことを話ていました。そこでは、ドューラにすごく産んだ人から感謝されているらしいとのことですが、表立って産後すぐ産んだ人に感謝されるかかわりとはどうなのでしょうか?逆に医療者にも産んですぐに表立って感謝されるとはどうなのでしょうか?主体性のあるお産という点で。
いずれ、ちょっと経ってからあの時のお産にあの助産師やあの医師、あのドューラがいてくれてよかったとじんわり思ってもらえる現象とはちょっと違うのです。
ふと、今夜の満月の明るい夜に思いをはせて~