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うれしい報告

 娘の通う学校にも、この絵本を寄付していたのですが、その娘からうれしい報告が届きました。

 図書館で、後輩達がこの絵本を見て、「こんな絵本もあるんだね…すごい」と話しながらみんなで回し読みをしていて、「先生、この絵本、読んでほしいです!」と先生にもお勧めしていた、と……。

 女の子だけでなく、男の子も読んでくれていたとのことで、「私もうれしくなっちゃったよ。ほんと、すごいよね。たくさん読んでもらえるといいね」と興奮冷めやらぬ様子で報告してくれました。

 この絵本の作者が、自分の母親だということは誰にも言っていなかったのだけれど、うれしくて「それ、私の母が作った絵本なんです」と声をかけてしまったそう。

 私としては、若い人達がそんな風にこの絵本を受け止めてくれたこともうれしいし、そのことを娘が自分のことのように喜んで私に報告してくれたこともうれしい。何よりも、さりげなく手にとってくれた人の心に、そんな風に響いてくれたというのは、私にとって、大きな喜びとなりました。

 もうすぐまた、児童虐待防止月間が始まります。オレンジリボンマークの入ったこの絵本のことを、もっともっと知ってもらえるといいな、と心から願っています。

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