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運動会かけっこ対策「カーブ克服!編」

こんにちは!

かけっこ塾の高橋です。

今回は、前回に引き続き、運動会のかけっこ・徒競走で走る人も多い「カーブの走り方」のポイントを解説します!

かけっこ・徒競走のカーブの走り方には、多くの人が難しさや苦手意識を持っているようですが、ポイントはいたってシンプルなので、難しく考えずに練習してみて下さい!

それでは、カーブを上手に走るための3つのポイントを紹介します。

①直線を走る時となるべくフォームを変えないこと
②姿勢をまっすぐに保ったまま内側に身体を傾ける
③カーブで加速しようと思わなくて良い


まず①のポイントですが、レッスンの時に生徒に「真っすぐとカーブだとどっちが走りやすい?」と質問すると、ほぼ全員が「真っすぐ!」と答えます。当たり前のことかもしれませんが、大体の人は真っすぐ走る時が最も走りやすく、スピードを出すことができますよね。

しかし、カーブを走る時になるとコースが曲っているため、真っすぐ走る時と比べてフォームが崩れて、スピードが減速してしまうか、きれいに走ろうとしすぎてゆっくりのスピードで走ってしまうことがほとんどです。

つまり、自分が最もスピードを出せる走り方でカーブを走ることができれば、それが自分にとっての最適なカーブの走り方になります。カーブだからと言ってフォームについて考えすぎないようにして、真っすぐ走る時のようなフォームを心がけましょう!

次に②のポイントです。

カーブを走る時は「遠心力」という、外側に引っ張られる力がはたらくため、曲がりたい方向と反対方向に身体が流れてしまい、スピードを出しながら方向を変えることが難しいのです。
そこで意識してみてほしいポイントは、「姿勢をまっすぐに保ったまま内側に身体を傾ける」ことです!

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赤い矢印が外側に引っ張られる遠心力を表し、黄色い矢印が身体の傾き表しています。
この写真のように、外側に引っ張られる力に負けないように反対方向の内側に身体を傾けながら走ると、外と内の力がつり合い、スムーズに走れるようになります。

しかし、下の写真のように、首や上半身から折れるように内側に倒している人も多く見られます。この姿勢だと、①で説明したような直線を走る時のきれいな姿勢ではなくなってしまいます。

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ポイントは、地面についている脚から頭まで1本の棒のように真っすぐになる姿勢のまま、傾くようにしてみて下さい!

最後に③のポイントについて説明します。

よく生徒の皆さんや保護者様から「カーブを速く走れるようになりたい」というご希望を聞くことが多いのですが、①のポイントでも書いたように、真っすぐとカーブでは、真っすぐ走る時の方がスピードが出やすい場合がほとんどです。
運動会でカーブを走るという人に話を聞いてみると、多くの場合が「直線、カーブ、直線」または「カーブ、直線」のように直線とカーブを走ります。

つまり、確実にスピードを出すことができる直線が絶対にあるので、そこでしっかりとスピードを出して走り、カーブに入ったら無理に速くしようとせずに、直線と同じ走り方を心がけて、スピードが減速しないように走り切ることが大切です!

苦手意識がある場合でも、しっかりと準備をしていけば自信をもって運動会本番に臨めますので、あきらめずに練習していきましょう!

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