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出産 ~子ども③~

2010年3月に入り、よくお腹が張ることはあったが、出産徴候は全くみられなかった。
経産婦は、予定日前に出産になることが多いと言われていたのに、私は予定日当日もナニも無かった。
そして予定日から6日後、朝から入院して誘発分娩となった。

朝からLDRに入室し、着替えて点滴確保。
10:15頃から促進剤を開始し、2分間隔の張りがあるが、我慢できる程度。
昼食を食べて、ベッド上で胡座をかいていると破水した。
そうこうしているうちに、陣痛が強くなり15時前後からは我慢できない程の痛みの波が到来。
佳哉に背中から腰をさすってもらうが、陣痛の波が来ると、力が入って背中がピーンと伸びてしまうほどだった。
それから20分くらいして、呼吸法でもコントロールできないほど力が入ってしまう状態になってしまいナースコール。
いよいよ子宮口全開大となりLDRのベッドが分娩台へ早変わり!
「いきんでいいよぉ~」
と、言われ陣痛の波に乗っていきむものの出てこない!
朝からの担当の助産師に加え、もう1人の助産師とドクター登場。
後から来た助産師さんが頭の方で、呼吸法のヘルプをしてくれた。
助産師とドクターが、
『出てこないなぁ~』
とか
『肩が引っ掛かってるよ』
と言いながら、交代で私のお腹を押す…
頭が出て来ているのに、それ以降が出てこないのが自分でもわかるほど痛くてツライ。
何度かこのやり取りの後、頭側にいる助産師から
「しっかり目を開けて、いきんで!!」
と言われ、これでもかってほど目を見開いていきんだら、やっと出て来てくれた。

2010年3月●日 16:00 子ども③誕生
体重3695g、身長48.7cmと3人のなかで1番重いけど、身長はオチビちゃん。
そして頭囲より胸囲の方が少し大きかったので、引っ掛かったそうです。
染色体異常かもしれないと言われましたが、そのような所見もなく、元気な女の子が産まれました。

これは2010年3月のエピソード。
産後4日で退院でしたが、退院後にそのまま子ども①の学童保育のお迎えに連れていかれました。
私は退院翌日から愛車を運転して動き回っていました。
3人目の母は無謀なことばかりしてました。

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