結婚を前提に
初めてドライブデートをした翌日から、ほぼ毎日同じ時間に電話がかかってきて、オジサンと喋っていた。
次の日曜日は、1999年にオープンした観覧車に乗りたくてドライブデート。
日曜日だから、ものすごく混雑していて迷子になりそうだったから、私から手を繋いだ。
やっぱり女性慣れしていないオジサンは、ビックリした表情をしていたが、やっぱり鼻の下を伸ばしてニコニコ。
そして観覧車の中では、オジサンからキスしてきた。
だから耳元で
「エッチしたいな」
って囁いてみた。
オジサンは、嬉しそうな顔で
「エッ、イイの?」
って。
私はニッコリして頷いた。
夕飯を食べて、ホテルへ向かう車の中で、海空先生とドライブした海沿いの道の橋を通った。
偶然、そのあたりで
「僕と結婚を前提に付き合ってください」
と言われた。
【イヤイヤ、そんな告白を運転しながら言うことじゃないでしょ】と思いながら
「そんな言い方をされてもなぁ~」
と返事をすると、車を路肩に停めて、私の手を握りしめて
「言い方がよくわからなくてゴメンね。
稀琳ちゃん、僕と結婚を前提に付き合ってください!
よろしくお願いします!」
私は、【ヨシ!堕ちた!】と思いながら笑顔で
「いいよ。
よろしくお願いします!」
と答えた。
そのままホテルへ行き、オジサンに抱かれた。
でも・・・
1番は海空先生、2番目はイケチャン、オジサンは最後だなぁと比較していた。
よく言う”身体の相性“は、あまり良くないかな。
オジサン改めて、佳哉(よしや)と付き合う事になり、早々に両家の親にも紹介。
私の親は、12歳差を理由に反対していた。
佳哉の親は、私を大喜びで迎え入れてくれた。
これは1999年11月~12月初旬のエピソード。
あの観覧車は2022年8月に営業終了したとこです。
末っ子だけ乗せてあげられなかったな。
まぁ、高所恐怖症だから仕方ないか。
やっぱり今回も、思い出しながら書いていて吐き気が・・・
でも、海空先生とのSEXを思い出していたりもする。