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ひとりごと 〜コタツの天板の裏側が緑のラシャ製のもののこと
コタツの上に乗せるテーブルというか、
いわゆる「天板」と呼ばれているものがある。
昔も今も変わることなくコタツに「天板」はある訳だが、
これの材質について、決定的に変わってきている事柄がある。
それは黒いとか茶色いとか白いとか、そういう表面的な
色合いのことではない。
リバーシブルとして利用する場合の
裏面の「緑色のラシャ張り」の仕様についてである。
子供の頃の遠い記憶、
正月等にコタツ上でゲームをやる際には
必ず天板を裏返しにし、トランプゲーム等に興じたものだが、
現在、というか、ここ数十年市販されている天板については
裏面がラシャ張りのものはとんと見たことがない。
40〜50年前に製造されたもののデッドストックでしか、
現在はほぼ入手は不可能だろう。
世間からさしたるクレームもなく、
又、高いニーズがあればどこがしかの業者が
製作をするのだろうが、
そういう声もそんなにはないのだろう。
昔はトランプのみならず、家庭で麻雀をする際にも
大変重宝したものだが、
今の時代には、大人も子供も
そのような環境で麻雀をやることもなくなっている。
年配者の愛好家は店舗でやるのだろうし、
若者の愛好家はネット対戦が主になっていると思われる。
とにかく最近、「緑色のラシャ張り」の天板というものを見ることがなく、
令和時代の絶滅種となった、という、
そんな話である。