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ひとりごと 〜最近「熱すぎて入れない風呂」を見なくなった
昔は結構見たのに最近とんと見ないもので、
世間で話題にもなることのない話で
思いついたものなどを。
寒い日が続くので、最近風呂の温度設定を1℃上げてみたのだが、
体感としては、わずか1℃ばかりの温度上昇が
結構、チクチクと「痛気持ちよい」ような感覚を感じた。
この感覚は結構久方ぶりの感覚のような気がする。
そう、子供の頃に肌が覚えている「昭和の風呂」の感覚だ。
最近は我が家を含め、どこの家庭風呂でも
「温度が常に自動管理」され、
「熱すぎて入れない」ということがすっかりなくなった。
バンジージャンプをいつまでも飛ばない芸人みたいに、
浴槽のまわりをぐるぐるとまわる光景もすっかり見ない。
そういう時はよく「水をうめる」という行為をし、
じゃんじゃんと蛇口から水を流したりしていた。
「水をうめる」という語彙も、
やや死語と化しているのではないか。
そういう時に、マドラーのお化けみたいなでっかい棒で
ぐるんぐるんとかき混ぜたものだが、
ああいう棒もあまり見たりしない。
とにかく「熱すぎて入れない風呂」というものが
世から姿を着実に消しつつある。