ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いをしています。決断のとき・・・
国王に挨拶に行った。
もう戻らなければならない。
自分の未来の為に、その時初めて話をした。
国という重責を担う人
「無理しなくて良い。」
「?」思いもよらない言葉をかけてもらった
「あなたが師団長を敬愛しているのは、わかっていた。」ここにいたらいい、いつでも戻れるからと真顔で伝えられる言葉は、心に響く。
帰らなきゃいけない場所であっても、魔法使いは長寿ましてや妖精の血を色濃く受け継ぐならば、軽く人の三倍は生きるだろう。
ならば、ハルクの傍で過ごし見守った後に戻れば良いと、重ねて無理をしなくていい。と
想いがつまった。言葉がみつからない。
ここにいても良いのか、まだ心は定まらないが、時間はたくさんある。今日はゆっくり眠ろう。
また、明日ゆっくり考えよう。やっとそう思えた。
ここまで
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