ぼくは魔法使いになりたかった13
大規模魔法を使った(不発?なのに)ことで、急にぼくの回りは騒がしくなってしまった。
登録のない大魔法使いの出現に近隣国は慌てた。さらに、無届けの大魔法試行。内乱かと
そして、王様に呼び出され、兵士全員が帰城することになった。
ぼくは、めんどくさいことは嫌だと言ったのに、お前のせいだと殴られ引きずって行かれた。(ひどい)
いつもと違うハルクの緊張感に、ぼくまで緊張してきた。ハルクが扉の前で所属を名乗るとスーっと(魔法で)扉があいた。
ハルクとぼくが呼び出されたのは、城の奥深く王様の住まいに近い、防御魔法や結界で会話の守られた場所だ。
青白い首席魔法使いや腹黒そうな大臣たち、おびえた王様はご丁寧にも魔方陣の中にいた。
そばにいるのは、結界を作る魔法使いのようでずっとぶつぶつ言ってる。
「では、師団長ハルフゥナクティ今回の詳細を述べよ。」ハルクがハッと応え話はじめた。
「はい、ここにいる魔法使いは異世界からの訪問者であり、こちらのルールを知らず試したと申しております。」
「また、異世界の勇者様ですか」偉そうに大臣の1人が言い。もう1人もそれに追従する。
「では、きちんと伝えよう。この世界では大魔法使いは届出制度になっており、魔法協会が掌握している。」
えっへんとばかりに偉そうに話す。例の大臣もそれに追従する。
「さらに、大魔法使いは大魔法を使う際必ず届けなければいけない。(戦争などの有事を除く)規約第52条。」
(まだ続くのか、うんざりしてきた。)
「さらに、この規約に違反した場合その大魔法使いは資格を剥奪または停止の処分を受けることもあり得る。」
(気持ちが集中出来なくなってきた。)
「但し、所属の国より一週間以内に届け出る、または事情をきちんと説明すれば、このかぎりではない。とあり聞いていますか?」
「はい」聞いていませんでした。と言いそうになり、またハルクに殴られた。そんな太い腕でポコポコ殴るなよ
痛い頭をさすりながら、他のことを考えていたら、なにかを聞き逃したらしい。
「で、良いですね?」青白い魔法使いが同意を求める。
確認されても聞いてなかったぼくには返事が出来ない。ハルクをみると聞いてなかったのかと目で聞いてくる。
(うわっまたなぐられる。仕方ない。)
「ぼくは、師団長に従います。判断は任せます。」とだけ言ってハルクに丸投げした。ハルクはやれやれという顔はしたが、嫌そうではなかった。
第13回ここまで
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展開遅い、面白くない、あきた
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