ぼくは魔法使いになりたかった20

まだ、なんか身体に力が入らなくてベッドから出られない。いつもなら、軟弱者と罵りそうなハルクが、毎日見舞いにくる。

あまりのハルクの変化に何事かと、心配する人もいたが、大魔法使いに頼まれたらしいと噂になると誰も、なにもいわなくなった。

今日は、ハルクではなく。
以前龍との戦闘(説得)で会った魔法戦士がきた。

そうそう、大魔法を打とうとした時にいた。

「僧衣の件で詳しく教えて欲しい。」そう伝えると、すぐに詳しく教えてくれた。

「ご存知のこともあるとは思いますが、
一般的に、僧衣は、防御+効果(例えば苦手な魔法から守る、はじく、減じるなど)が備わっています。」

火魔法使いは水や氷で相殺されるので、水や氷の魔法の力を受けにくい。そんな僧衣を選ぶらしい。

逆に、自分の力を補強することもできる。

「彼方さんは、減効果にしますか?」

「フフ、ぼくはあらゆる魔法を覚えている。火、水、氷、雷、土、聖、魔苦手なんかない。」

食い下がってきた。

「じゃあ、得意魔法を強くしたくないんですか?」

「これ以上強くしたら、バランスが崩れて身体を保てないだろ」魔法戦士は不思議そうにする。

なんか、こいつは魔法に関して知らなすぎるな。誰に教わったんだろう?Mpと習得魔法のバランスに不自然な違和感を覚えた。

第20回ここまで

そろそろです。
きっと、新たな展開。
期待はしません。
私ですから、

あきた、展開して、はいはい、

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第20回ここまで

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オビエルタヌキ/春うらら寝ぼけております
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