ぼくは魔法使いになりたかった番外編"ハルクの恋1"
「考えてみたら、一番聞きたかったこと。聞けなかったなぁ~」
ぼくがつぶやくとそばにいたハルクは不思議そうにする。
「まだ聞きたいことあるのか」ベッドの脇に座り、見ていた書類から目をあげて呆れる。
「ハルクにも聞いてみたいことある。」恐る恐る。
「ファランティンって花の名前?寝言でいってたから好きなのかなって思ってどこに咲いてるのか知りたくて・・・」ゴン。
思い切り殴られた。油断した。
「痛い。舌かむとこだったよ。ヒドイ」涙めで訴える。
「しらん」そっぽをむいてしまった。
「いいよ。誰かに聞くから」その時副官がまた書類を持って入ってきた。
「ちょうどいい・・」ただ聞こうとしただけでなのに、ポコポコと殴られた。
「ヒドイ~」泣きなから訴える。副官は笑いながら、書類をおき出ていった。
「なんだよ。ハルクが教えてくれないからだろ。」頭をさする。
「聞かなくていい。そのうちな」よこをむいてしまった。
もしかしたら、恋人の名前かな?コッソリ顔をのぞくと、確かに赤い気もする。
あとで、じーちゃんに聞くからいいと言うと、慌てた様子で話し出した。
若い頃は毎日、剣の修行をしていた。
その日は、何の気なしに"勇者の丘"へ
そこに、いたのは・・・
番外編"ハルクの恋1"ここまで
大丈夫です。本すじ書けないからって
現実逃避していません。たぶん😌
つまらない、あきた、どうでもいい、
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少し待ってもいいというキトクナカタ
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