ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。戦闘開始編
さっきのファイヤー鬼打ちは、伏線。
地面に干渉して、魔法に反応するトラップを仕掛けていた。
詠唱に反応し、火柱があがる。
ふふふっ、悪役の魔法使いなら地で行ける。
相手が強くないから、大魔法もいらない。
最後の1人が逃げ出した。
竜にならい、探索の糸をつける。やっぱり隣国にむかう。龍たちにいま行くと伝える。
(・・・だ、大丈夫ですよ。あなたの師匠もいますし、あなたは、城にいて下さいね。)
(そうよ、そうよ。)援軍が入り余裕になったのか、美しく怖い人も会話に入ってきた。
(わかった。無理しないで)ぼくは、こっちを片付け始めた。
ハルクは隊の部下たちに任せて、城の庭を見渡す。黒く焼け焦げた木々たちに、言葉をかける。
すまなかった、恐かったかな。
踏まれた雑草が焼け残っていた。
これ以上ここには居られないなぁ
やっぱり
城内は軽く混乱していた。今までなら、龍のいる国に攻めてくる国はなく、内々に済ませられた。
魔法協会からも、問い合わせがあり戦争なら有事法が適用になります。と来た。
事前の届け出なしの大魔法を使ってもやぶさかではないとせっかくだから、使わせて貰おうかな。
さっきの1人が隣国に入った。
土龍に伝える。
エネルギーを送ると淡い燐光を放つはず、いつでも傀儡に出来る。
その旨伝えると、面白いからやってとノリが同じ姫が乗ってきた。
後日談だがその瞬間、敵の中で悲鳴が上がり逃げ惑い戦いに成らなくなったそうだ。水魔法使いが味方に火魔法を使い始めたのだから
我々は笑うしかなかったと
竜も師匠ももちろん龍たちにケガはなく、改めて防御意識を高くしないといけないと、話し合うことになった。
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