床材の選び方。フローリングかクッションフロアか。
部屋に入ったとき、床の感じはお部屋の印象を大きく左右するかもしれません。ただ、床はデザイン面だけでなく、使い勝手や機能面も左右します。
フローリングかクッションフロアか
最近はクッションフロアのラインナップも豊富です。たとえば、サンゲツのHFLOORというシリーズではこのようなラインナップがあります。
種類だけでもWOOD / STONE / PLAIN&PATTERという3種類があります。アクア技研のアパートでもリビングの床材にクッションフロア / WOODを採用したことがありますが、マットな素材感で遠目にはフローリングと見紛うほどでした。ビニールっぽさもなくラインナップも豊富だから「もうクッションフロアでいいのではないか」と思ったこともありました。
しかし、クッションフロアには大きな欠点があります。それは、跡が付くことです。たとえば、このような感じです。
跡が付いたからといって退去の際に原状回復費を請求することはありません(破れているなどであればご相談ですが...)。ただ、使う側からしたら気を使ってしまうかもしれません。
また、戸建てを検討されている方にとっては、住んでいる間に家具を移動することもあると思うので、フローリングの方がいいのかもしれません。ただ、ラインナップはクッションフロアの方が豊富で魅力的です。ですので、メリット・デメリットの綱引きのなかで決めていくことになるのでしょうね。
跡が付くというデメリットはあるものの、クッションフロアには水に強いという良さがあります。ですので、アクア技研アパートメントでは、リビングなどの居室にはフローリングを、脱衣所・洗面所・トイレにはクッションフロアを採用することを基本にしています。たとえば、このような感じです。
脱衣所・洗面所のクッションフロアの色
ちなみに、脱衣所・洗面所のクッションフロアの色はグレー調のものを選ぶことが多いです。理由は、白い床だと髪の毛やホコリなどが目立つので、それらが目立ちにくい色ということでグレー調にしています。掃除をすればいいではないかという考えもあると思いますが、脱衣所・洗面所から髪の毛を排除するのは大変です。ですので、ある程度ごまかしのきく色を選ぶようにしています。
また、グレー調とはいっても先ほどの写真のように、フローリングの色に合わせて色を変えてみています。ホワイトフローリングには薄め、ブラウンフローリングには濃いめといった具合です。
まとめ
フローリングかクッションフロアかという点について、あくまでもアクア技研アパートメントの場合はということにはなりますが、このように選んでいます。
リビングなどの居室はフローリング(クッションフロアは家具の跡が付きやすいため)
脱衣所・洗面所などの水回りはクッションフロア(水に強いため。ただし、キッチンは脱衣所・洗面所ほどは濡れないためフローリングの場合が多い)
脱衣所・洗面所のクッションフロアの色はグレー調が多い(髪の毛やホコリが目立たないように)
デザイン面と使い勝手を両立できるように、これからも思案していきたいと思っています。
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