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【MBTIの本質】心理機能とはなにか

こんにちは。ゆみずです。
MBTIとかを詳しく調べていくと、心理機能をいう概念に行き当たると思います。例えば、Te,Fi,Ni,Seなどで言われているものです。
今回は、「心理機能ってなんなのか」というお話です。


心理機能とは、情報処理の仕方


人間は、それぞれ性格タイプが異なります。同じ体験をしていても、何が見えているか・何を感じ考えているかが異なります。

なぜでしょうか。
それは、情報処理の仕方が異なるからです。

情報処理の仕方が異なる理由はたくさんあるとは思いますが、MBTIでは下記の理由に注目します。

♥️人それぞれで性格が異なるのは、得意な「心理機能」が異なるから

心理機能とは、情報処理の仕方です。
心理機能は大きく分けて、2種類あります。1つは知覚機能、もう1つは判断機能です。

✅知覚機能

  • インプット能力

  • 情報収集能力

  • あることに対して、どのように感じるか・意味づけするかという能力

✅判断機能

  • アウトプット能力。

  • 判断や意思決定する能力。

  • 感情や思考をまとめて定める能力。

4種類の知覚機能・4種類の判断機能


8つの心理機能

✅知覚機能の特徴
📌Se(外向的感覚)
身体の外部を五感で感じる力。音や光、匂い、運動感覚など感覚的な力。現実的。拡散的。
📌Si(内向的感覚)
身体の内部を五感で感じる力。過去の経験やデータを点で収集する力。現実的。集中的。
📌Ne(外向的直観)
空想的に発散する力。あらゆる可能性やアイディアを探求する力。空想的・妄想的。
📌Ni(内向的直観)
空想的な収束力や要約力。過去や現在の実体験を線として繋げる力。無意識的。

✅判断機能の特徴
💡Te(外向的思考)
外部のものや論理をそのまま合理的に使おうとする力。
💡Ti(内向的思考)
自分の中で独自に論理を組み立てようとする力。
💡Fe(外向的感情)
他人と感情的に調和したり、支援する力。
💡Fi(内向的感情)
自分の中の価値観や倫理観、感情を大切にする力。

ここでの外向的(extrovert)とは、外部に働きかけようとする性質。
ここでの内向的(introvert)とは、自分の中だけで完結しようとする性質。

タイプによって心理機能の得意・不得意がある

人によって得意な心理機能・不得意な心理機能があります。「心理機能」と「欲求」は似ています。右利きの人に、お箸を渡すと右で持ちたくなる感覚です。

心理機能の得意・不得意があるからこそ、人の性格が異なるのです。さらに、自分の得意な心理機能がわかれば、自分の強み・生き方への理解度がアップします。

まとめ

心理機能を理解できれば、自分の強み・生き方への理解度がアップします。さらに、自分の感覚とは異なる他者を理解することを助けます。自己理解を深めたい人や人間関係にトラブルがある人は、ぜひ心理機能を学んでみてはいかかでしょうか。
では、また。

彼を知り己を知れば百戦殆からず。

孫子


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