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テトにオンタオの見送る式
国によっていろいろな文化習慣が生まれます。ベトナムと日本は習慣が違うところがたくさんあると思います。特別にベトナム人が大切にして、オンタオの見送る式です
ベトナムでは、オンタオ(Ông Táo)という神様がキッチンに居るとされています。オンタオは、この家で一年間にあった良いこと・悪いことと全て神様に報告する人物です。
オンタオを見送る式は、テト前の旧暦12月23日の夜に行われます。見送りに際しては礼物が必要です。礼物というのは、紙で作った服・靴・帽子、生きている鯉、xôi (おこわ)、chè(ベトナム風ぜんざい)などのことで、これらの礼物を供物台に置いて、線香を上げて拝みます。
オンタオは23日の0時に出発し、鯉に乗って天に行くため、礼物はすべて0時までに供物台に置いておきます。出来れば、翌日は生きた魚を川、湖に放します。
今まで2年間日本に住んでいって、一度も故郷へ帰らなかったので懐かしいです。私にとってこのような伝統的な風習は守ったほうがいいと思います。実は、今日の夜はオンタオの見送る式です。