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自由研究:エバー航空
はじめに
今回こそ誰の目にも触れそうにないエバー航空の研究です。
個人の趣味範囲で調べたことなので、真偽や詳細に関しては
ぬるい目で見てください。
※エバー航空:台湾の航空会社
概要
設立:1989.4.7
営業運航の開始:1991.7.1
設立者:張榮發
設立者の張氏は、台湾ー日本のバナナ運搬船の船員をしていて、1968年に海運会社の"長栄海運"を設立。その経験をもとに、1989年にエバー航空を設立し航空業界にも進出。2011年の東日本大震災時には個人名義で10億円を寄付。
設立以降、死亡事故などの大きな事故を起こしていない
世界で初めてプレミアムエコノミークラスを導入
SKYTRAX(航空関連のサービス調査機関)による5つ星認定(9年連続)
運航に関する情報
路線:
世界21か国、55都市
日本路線は12の空港へ就航中(最新状況ではないかも)
保有機材:
777-300ER→33機(ロイヤルローレルクラス設定あり)
777F(貨物機)→9機
787-8→4機(ロイヤルローレルクラス設定あり)
787-9→11機(ロイヤルローレルクラス設定あり)
A330-300→9機
A321→17機
合計83機、平均機齢:8.5年くらい
今後:
・787はさらに増機予定+プレエコ設定の計画あり
・既存機材の機内エンタメアップグレード計画あり
・A350-1000×18導入予定(777-300ER後継?)
・A321neo×15導入予定(A321-200後継?)
マニアックな内容
・最近の退役機:機番(機種)
B-16310(A330-200)
B-16311(A330-200)
B-16312(A330-200)※
B-16703(777-300ER)※
※ともにBR331便として
アイルランドにあるウエスト空港(NOC)まで
解体のため飛んでいったっぽいです。
ただ、A330-200でも7.900nmを直行で飛べるとは…
・ハローキティジェット(A330-300)の今後
B-16331 "バッドばつ丸 ファントラベルジェット"
→リース期限:2025.8
B-16332 "ドリームジェット"
→リース期限:2025.10
B-16333 "パーティージェット"
→リース期限:2025.12
期限がくると返却(=退役)を迎えるはずなので
その前に通常塗装に戻すのか、そのまま退役かは
不明なものの、乗る / 撮るには早めな対応が吉かもしれません。
※リース期限はannual reportで調べたもの
・77Wの貨物機転用
イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)にて
3機を貨物機に転用するようですが、機齢の順で行くと
B-16705あたり(今も旧塗装?)からになるんですかね
何を思うか
・老朽機更新も遅滞なく行い、
・機材やエンジン選定でもあまり外さず
・内装のアップグレードを行いつつ
・世間的評価もついてきていて
アジア圏で言うと
シンガポール航空やキャセイあたりが
高評価かと思うものの、
台湾のこの会社も実力派かと思います。
台湾乗継便でも台湾直行でも
高くもなく安くもないですし。
今後もスターラックスが続伸中の為
競争が激化しそうではありますが、
烏龍茶の提供だけは続けてほしい会社です。
そして、787導入後のチャイナエアライン
(→A330が最近どんどん離脱中)にも期待…