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時代は生涯学習〈地域通訳案内士について〉



こんにちは。
気づけば死ぬほど忙しい10月を過ごしていました。
フリーランスの定めかも。

また更新が滞ってしまったので、空白期間にあった近況を振り返っておきたいと思います。

仕事は相変わらず、専門学校と塾で講師をしていますが、それに加え、先月から在宅のオンライン授業も頼まれるようになり、気づけば人気講師の体を成しています。日々精進ですね。

フリーランスの怖いところは、忙しい時期に仕事が過密で、閑散期になると仕事が無くなるところです。同業のダブルワークは閑散期が被るので、その差が顕著な気がします。

それを見越してお金を貯める必要があるのに、先週ご褒美にiphoneを買ってしまいました。やっちゃった。

確か、以前何かの番組で見た農業もそんな感じでしたね。1年のうち収穫の時期は限られていて、その時期の穫れ高の売り上げで後の半年〜1年を過ごすみたいな。

つまりフリーランスは農業と一緒です。仕事がある時期にいかにお金を稼ぐかが、後の自分を助けるのです。

とか言い聞かせながら仕事の計画を立てていると、偶然にも、仕事先の知人に新たな仕事(というかキャリアプラン?)を紹介してもらいました。

「地域通訳案内士になりませんか?いかださんなら向いていると思うんですが」

地域通訳案内士。
なんかかっこよさそう。私に向いている?

地域通訳案内士とは、各都道府県の公認制で、クルーズ船やチャーター便で来た外国人の旅行者さんに外国語でガイドを行ったり、地元の伝統文化を外国語で伝えたりする仕事です。地元の県や旅行会社などからお仕事が不定期で回ってくるようです。

褒められると調子に乗り、なんかかっこよさそうなものが好きなタイプの私は、その場で是非やりたいとお返事して、メール経由で申請書を頂きました。

で、家に帰ってからようやく、メールに目を通したのですが、そこで割と難易度高めの事前試験があることも知りました。

え、待って。
英検準1級相当の人が対象じゃん。
私、まだ受かってないんですが。

今年中に準1級とる、とか言いながら、合格相当の8000単語もとても頭には入っていないし、若干第2回の試験も諦めムードなんですが。

しかも事前試験は来週。どうしよう。自信無いかも。

それから30分くらい、応募するかどうか迷いました。

とはいえ紹介していただいた手前、まあ今年落ちても来年受ける時の勉強になるしな、と思い、思い切って申請書を出しました。

で、仕事も忙しかったので、結局ほぼほぼノー勉で事前試験を受けに行きました。

そしたら、お盆期間中に勉強した英単語が四択問題に出てきたりして、急に速読の才能が開花したりして、あとリスニングもなんか聞き取れて、なんと気づいたら受かってました。

様子見の分際で奇跡過ぎ。やっぱり何事も挑戦してみるものですね。

ということで、ありがたく地域通訳案内士の研修に参加させていただくこととなりました。

この研修は大抵土日にあって、半年間で15回程度の講習を欠席することなく受けることができたら、2月の口述試験に参加できます。
それに受かったらようやく、晴れて地域通訳案内士の資格を取得できるのです。

オリエンテーションで知ったことですが、
地元の文化を英語で伝えるためには、まず地元の歴史や文化を知った上で、その知識を英語に直す必要があります。
また、案内する際の旅程管理や、救急救命講習なども学習内容に含まれていて、なんていうか目白押しです。
その講習料は半年で10000円。正直破格です。県主催のありがたみを知りました。

そして、これに受かったら、国家試験の全国通訳案内士も夢じゃありません。そうなれば仮に地元での仕事が無くなっても、全国で需要がありますし、何なら地元の仕事も増えるかも。

勿論今の仕事をしながらにはなるので、それを目指すには大分時間がかかるけど。世界遺産とかも勉強してみようかな。とめどない好奇心。時代は生涯学習ですね。英検準1級の勉強から逃げようとしてる自分には目を瞑ります。

多様なキャリアの可能性を開拓して、フリーランスの星になろうと思います。

以上、10月の死ぬほど忙しい近況報告でした。
体調を崩さないように、休める合間に徹底的に休むをモットーにしていきます。

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