65周年
ちっちゃい頃の記憶はあんまりないほうなんだけど、幼稚園の頃におかあさんといっしょを観てた。
あゆみお姉さんが可愛くて憧れて
弘道おにいさんが初恋だった女児だったのは覚えてる。
でも大きくなると観なくなった。
(しょうこお姉さんのスプーの絵描き歌は観た)
そこから結婚して子を産んで
またおかあさんといっしょを観て
そこでゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん
まことお兄さん、あづきお姉さん
ゆうあつまこあづの4人から凄く元気をもらってた。
想像していた育児とは違って、孤独感で病み始めてた時期だった。
そんな時に、あの笑顔と明るさに救われてた。
子も楽しそうに観ていたし日課になった。
歌に合わせてゆらゆらしたり
手を叩いたり、一緒歌ったりした。
人形劇のガラピコぷ~も一緒に観た。
からだダンダンも何回も踊ってた。
完全におかあさんといっしょが
日常になって数ヶ月経って始まったコロナ禍。
閉鎖的になって敏感になって、神経をすり減らす感覚。
必要品の買い物でも、あれこれ怖かった。
ニュースも暗いし観ていて不安にしかならない。
そんな毎日に、安心できるような
みんな、げんきー?の挨拶。
スタジオに子どもはいなくても
お兄さんお姉さんたちで進行してくれていた。
本人たちも絶対不安だっただろうに
そんなことを感じさせないような
たくさんの笑顔と楽しさと希望をくれた。
私はあの時おかあさんといっしょを観てなかったら
確実に心を壊していたと思う。
振り返ると本当に人生の危ない時期だった。
なるはずないと思っていた産後鬱に
片足を突っ込んでいた頃からだもの。
子が保育園に無事に入園できて
わたしも復職をして、日々忙しくなっても
おかあさんといっしょは観続けた。
何度かコンサートも行けて、生で観ることもできた。
2022年にあつこお姉さんが卒業して、ガラピコぷ~も終って
2023年にはまことお兄さんが卒業した。
子も興味が年齢とともに変わっていき、なかなか観ることが少なくなってた。
でもお誕生日ウィークで、またゆうあつまこあづが並んでるのを観て、色々な記憶と感情が蘇ってきた。
こどもがいる中での姿を観られたこと。
思い出がありすぎる歌が流れたこと。
(きみイロは毎回涙腺を壊す)
からだダンダンを踊るまこあづ(しかも衣装まで!)
最後にはベルがなるでさようなら。
もう自分でもびっくりするくらい泣いた。
本当にありがとう。
おかあさんといっしょが無かったら、今は絶対無かった。
観る機会が減ってしまっても、ずっと応援してる番組。
ゆういちろうお兄さんは最長記録をつくると信じてるよ。
土曜の体操組のことも残したいけど
流石に長くなりすぎたので分けて残そう。