「キライ」という感情を受け入れて、諦めよう
今年の2月。
同僚が急に辞めた。
上司からの評価は悪くなくて、
でも私は、割と最初から嫌いだった。
(苦手だし、キライなのはここ15年でこの人くらいだ)
在籍中は
仕事を円滑にするために
フォローしたし、
体調も労ったし、
同僚として節度を保って接していたつもり。
がしかし、
辞め方もその人らしい、
私の「キライな」方法だったもんで。
フォローした自分も
労った自分も
いやになってしまった。
急に辞めると言っておきながら、
時間がないから引き継げません〜とか
言いやがりなさるので、
こちらからは、
退職までに滞りなく引き継ぎしてもらえれば、
やり方はお任せしますから。
と
言った。
そうしたら
30半ばの社会人が、
不貞腐れて、ぷいっといなくなってしまった!
前も勤怠を誤魔化していたときに
ちらっと確認したら、同じことしたでしょ。
変わらんなぁ。
ありえん、けしからん。
私の中の、
仕事とはこうあるべきマンが顔を出して、
もう嫌いな気持ちに蓋ができなくなってしまうではないか。
心の荒れた2-3月。
それから9ヶ月。
今はいい人が入ってくれて平和な職場。
本当にストレスがない。
仕事しないしやる気なくて士気下げるのに
世渡りだけ上手くて上司をやり込めるタイプが
1人もいない職場って最高!
転職先でうまくいかなかったら帰ってくるかも〜とか言いやがりなさってたが、
絶対帰ってこないでねー!
私の中で、
キライなのに労ってやったんだぞ!
なのになんで!
という暖簾に腕押しというか、
この怒りをぶつけさせてよっ
かわしていくなやっ
ていう気持ちがあるんですよね。
転職先で評価されなきゃいいのに
とか、本当下衆な人間性が露出して、
自分がいやになるんですよね。
きっと、嫉妬でしかないんです。
そこまで自由に自分本位で動けることへの妬みなんですよね。
顔色伺わないことへの嫉妬。
私にはパワハラする上司に、気を遣われてるその人への嫉妬。妬み。
その嫉妬や妬みが消化できなくて、
キライになっちゃうんです。
今年学んだことは、
人へのキライという気持ちは
その人が目の前からいなくなっても続くし、
自分の場合は
キライが好きになることってほぼない。
だって、手が届かない部分に嫉妬してるから。
諦めた方がいいのだ。
抗って、いい人になろうとするのはやめよう。
距離だけ保ってなるべく関わらない。
これが私の最適解だと、
学びました。
私のキライな気持ちよ、成仏してくれ〜。
今年とともにさようなら。