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不妊治療に疲れて笑顔が消えた夫婦が関係を修復するまでのリアルな話

治療疲れで崩れた夫婦の絆を取り戻すまでのリアルな話

不妊治療に取り組む中で、夫婦関係がギクシャクしてしまった経験、
ありませんか?僕たちもまさにそうでした。治療の疲れと不安が積み重なり、言葉に出せないもどかしさを抱えながら過ごしていました。

僕たちは治療を始めるとき「一緒に支え合って乗り越えよう」と誓いました。でも、現実はそんなに甘くありませんでした。治療の疲れやストレスが積み重なり、次第に口論が増え、気づけばお互いを責めるようになっていたんです。

この記事では、僕たち夫婦がどのようにして関係を修復したのか、その具体的な体験を共有します。同じような悩みを抱えている人たちの助けになれば嬉しいです。


治療疲れが引き起こした夫婦のギクシャク

治療が本格化するにつれて、僕たちの生活は治療スケジュール中心になりました。毎週の通院、検査結果の待ち時間、そして月に15万円以上かかる治療費の負担…どれも大きなストレスでした。さらに、僕自身の仕事の忙しさも重なり、妻とのコミュニケーションがどんどん減っていきました。

ある日のことです。妻が「治療費がこれ以上かかるなら、どうにかしないといけない」と言った瞬間、僕は思わずイライラが爆発し、「それならもうやめるか?」と言い放ってしまいました。その言葉に自分でも驚きましたが、言葉を飲み込む余裕すらなかったんです。僕は思わず「それならもうやめるか?」と口走ってしまいました。僕のその一言に妻は涙を流し、「あなたにとって治療はその程度なの?」と問い詰められました。

お互いに言いたいことをぶつけるだけで、話し合いになりませんでした。僕は「もう限界だ」と思い、妻も「どうして理解してくれないの?」と孤独を感じていたはずです。


夫婦関係を修復するためにした3つのこと

このままではダメだと気づいた僕たちは、関係を修復するために3つのことを試しました。

1. 治療の話をしない日を作る

まず取り組んだのは、週に1回「治療の話をしない日」を作ることでした。その日はお互いに好きなことを楽しむ時間にしました。例えば、僕たちは猫と遊んだり、近所のカフェでコーヒーを飲みながらゆっくり過ごしました。その日は治療の進捗や費用の話を一切せず、ただ二人で楽しい時間を過ごすことに集中しました。

例えば、温泉旅行に出かけたり、映画を見たり、美味しいものを食べに行ったり。治療以外の話題で笑い合う時間が増え、少しずつ心の余裕が生まれました。

2. 感謝の言葉を意識する

次に意識したのは、日常的に感謝の言葉を伝えることです。僕はこれまで、妻がどれだけ頑張っているかを言葉にして伝える機会がほとんどありませんでした。でも「いつも頑張ってくれてありがとう」と伝えるだけで、妻の表情が柔らかくなるのを感じました。

お互いに「ありがとう」の回数を増やすことで、不満よりも感謝の気持ちが先に出るようになったんです。

3. リフレッシュの時間を増やす

最後に、二人でリフレッシュする時間を意識的に作るようにしました。サッカーの試合を一緒に観たり、猫と遊んだり。治療以外の趣味や楽しみを共有することで、関係がギクシャクすることが減りました。


関係を修復して気づいたこと

これらの取り組みを続けるうちに、僕たちの関係は少しずつ元に戻り始めました。治療は相変わらず大変ですが、お互いの気持ちを理解し合う余裕が生まれたことで、以前よりも絆が深まったと感じています。

もし、この記事を読んでいるあなたが治療疲れや夫婦関係に悩んでいるなら、少しだけ立ち止まってみてください。そして、できる範囲でいいので「治療以外の時間」を意識的に作ることをおすすめします。


最後に…

不妊治療は体力的にも精神的にも大きな負担がかかります。でも、その中で夫婦がお互いを支え合うことができれば、治療だけでなく未来への希望も一緒に見つけられるはずです。

少しずつでもいいので、夫婦で楽しい時間を作りながら前に進んでください。未来には、二人で手を取り合って笑顔になれる瞬間がきっと待っています。その一歩一歩が、あなたたちの絆をより強くするはずです。あなたの頑張りが未来につながります。

コメント欄であなたの経験もぜひ教えてください。一緒に乗り越える知恵を共有しましょう!

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