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私の公務員キャリア|これまでの歩みを振り返る


今回は、私の公務員としての経歴をざっくりご紹介します。

いわゆる出世コースと言われる「人事・財政・企画」には一度も所属していません。

2度の出向と首長直轄の職場を経験したことで
出世していく公務員が歩むキャリアパスや、スキル、仕事に対する姿勢などを知ることが出来たと自負しています。

1~3年目|税務担当部局(固定資産税)


公務員生活のスタートは税務担当。窓口対応が中心で、住民からの問い合わせやクレーム対応に追われる日々でした。

4~6年目|出先機関(施設管理・経理)


施設の維持管理や経理業務を担当。予算執行や契約手続きを通じて、財務の基本を学びました。

7年目|民間企業へ出向


役所とは全く異なる環境へ。スピード感や成果主義の考え方に触れ、仕事へ取り組む姿勢を見直すきっかけになりました。

異なる環境下でも、働けた!という事実が自信になった1年でした。

8年目|市長室へ異動


首長の近くで政策決定の流れを学ぶ機会に。対外的な調整業務が増え、組織全体を見る視点を持つようになりました。

9年目|中央省庁へ出向


国の政策決定に関与し、地方との連携の難しさを実感。視野を広げる貴重な経験になりました。
終電まで働き、月に何度かタクシーで早朝帰宅をするハードな毎日
東大出身が当たり前のキャリア官僚の皆さんの大きな実力差を感じました

そんな激動の1年を潰れることなく乗り切れたことで、もうこれ以上辛い日常なんてない!
自分はどこでもやっていける!

そんな自信がつきました。

10~11年目|保育担当部局


福祉分野を担当し、現場の声を政策に反映させる難しさを痛感。調整力が求められる業務でした。

12~13年目|再び市長室へ


再び市長室へ。前回の経験を活かし、より大局的な視点を持つように。

14年目|経済産業部局へ


企業支援や産業振興を担当し、対市民よりも対企業や関連団体対応がメインに。

花形部署なしでもキャリアは作れる

人事・財政・企画といった花形部署は未経験ですが
出向先での経験を見込まれたのか
市長室へは2度配属されました。

初めの6年間のキャリアは、正直目立つものではなかったです。

花形部署に異動していく同期に嫉妬もしました。

でも、誰かがしっかり見ててくれるものです。

腐らず、異動のたびに「ここで何を学ぶか」を意識すれば、どんな部署でもキャリアを築くことは可能です。


まとめ

今回は、私の公務員としてのキャリアをざっくり紹介しました。
今後も、異動やキャリアについて発信していくので、ぜひチェックしてみてください!

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