デスゲームに来てほしいと言われていったら結婚パーティだった件③〜ついに始まるデスゲーム〜

会場についた時の話はこちら


ネタバレしてしまったかもしれん、はわわわわあわわわとなっている私をよそに時間は無情にも過ぎていく…。重なる機材トラブルに、運営(当事者)頑張れっ!と心の中でさらなる応援をかけながら青い”ら”のつく子をにぎにぎブルブル震わせていた。

おまえだけが心の頼りだよ

そこに友人(花嫁)登場。もう彼女のドレス姿はネタバレ済みである。

友人「SNSへの投稿OKです。写真も顔は隠していただければ!」
「ハッシュタグは?」
友人「ハッシュタグ!?」

結局ハッシュタグは告げられなかった。何がいいのだろう。新郎の名前は全く知らないが招待状にはぺったとあった。#ぺたすもデスゲーム結婚祝いとか、#ぺたがれデスゲーム祝賀会 とかがいいのだろうか、と考えつつあっという間に紹介ムービーへ移行。(その間も機材トラブルが大変そうだった)

そういえば数週間前にムービー用の写真を集めていると思われるラインはきていた。

ガラケーにはあると思うのだが…

実家に眠っているガラケーにはあるのだろうけど。すまん、実家に帰るのは前日だ。間に合わない。

友人の紹介動画を見ながら中高の懐かしさや卒業してからも時々あっていた時の写真、いろいろな人と縁を紡いできた彼女にほろりと涙・・・というのは一切なく、動きが大きい躍動感のある写真か緑が多い、十数年たっても何も変わっていない様子に温かい目をむけていた。(気持ちが向けばイラスト描く)
そして始まる新郎紹介ムービー。新郎サイドからはなにか懐かしさや思い出でざわめいている。うん、紹介ムービーの時ってこういう空気いいよね、みんなで共有している感が。だが、なぜ小田和正の「言葉にできない」なんだ。新婦との差が大きすぎる。
ただバランス取れたカップルなのかもしれない。

そんな和やかな時間もついの間

デスゲームがついにはじまった!!!!
(写真も動画も忘れていたので撮っていた友人のをお借りする)

キタキタキタキタ
私はDevil May Cryでの知識しかない
お前帯電性のダンテが刺された剣だろ
いや、なんでやねん!
なんでカウントダウンではなくカウントアップ方式なんだ!

一時間で爆弾は爆発し、新郎新婦たちの魂を奪うとのこと。なんてことを・・・!!!だが、解除する方法も用意されている…なんて緩くて優しい犯人なんだ。愉悦を浮かべているだろうが周りからはなんだか暖かな目が多い。しかも制限時間は60:00:00からのカウントダウンではなくまさかのストップウォッチと同じアップ式…なんかゆるい、ゆるいぞこの犯人!!!

ただ、私はこの半年の中で深きものの混血種をキック(1d6+1d4)で沈め、ゾス人をぶち倒し、クトゥルフの進行をとめてきた。容易い、容易いことなのだよ・・・!!

そうして始まるデスゲーム。みんな各自自分のチームの前に置かれた箱の上にある各自配られた札と同じマークの札をひっくり返して問題を解くところから始まった。瞬殺してやるよ!ドローおれのターン!

まてまてまてまて
瞬殺してやると勇んだが、瞬殺できると思っていない。私が文面を読む前に同卓者がカギを外してしまった。早い。でもわかる、一秒でわかる!!鍵を外す我々に隣の卓は焦っているが違う。これ私たちカンペ持っているんだよ…!!!

─この絵は、中学生のころ何を経緯にしたのか、いつもの友人のお絵描きから始まった。中学で席を隣にして和太鼓部を検討しているという友人と私はそのあと和太鼓部に所属した。日々研鑽を重ね、文化祭や外部での公演も行い充実した部活生活を行っていた。そんな時に描かれたこの戦隊もの風のイラスト。みんな面白がってその様子を見ていたし、最終的にコピーして各自家に飾ったりしていた。後にスマホをもちLINEでグループを作った際はすぐにこれをアイコンにした。

グループLINEのアイコン


おわかりであろうか。
これ、普段から目にするアイコンなのである。なんなら実家に飾っていたりファイリングしたりと大事にとっているレベルでいまだに存在しているものなのだ。わかるにきまってるだろ!!!!!!
同卓全員で突っ込んだ。

次回» デスゲーム終幕

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