宇宙のことを学びたい 09/78と10/78
宇宙には
138億年のふしぎがいっぱい!
月と銀河と星のロマン
山岡 均監修
ナツメ社
東大宇宙博士が教える
やわらか宇宙講座
井上 智彦
宇宙博士
サイエンスライター
東洋経済新報社
『月と銀河と星のロマン』09/78と10/78
⭐️今日学んだことをメモする
前回のブラックホールの続き
•ブラックホールは
強い重力で近くにある物質を吸い込む
だけじゃなく
光の速さに近いスピードで
周りの物質を噴き出していることがある
これは高温で強いエネルギーをもった
小さ粒の流れ(プラズマガス)で
”ジェット”という(画像P26)
•多くのブラックホールの重さ(質量)は
太陽の10〜100倍くらいだけど
ジェットを噴き出しているのは
ブラックホール同士の合体などで
太陽の数千倍から数十万倍になる
重たいブラックホールや
銀河の中心にあるような
太陽の数百万〜数十億倍の
超巨大ブラックホールらしい
•ブラックホールの重力で吸い寄せられた
宇宙空間ガス(星間ガス)は
ブラックホールのまわりを回りながら
平らな円盤のように落ちていく
この円盤を降着円盤という(画像はP25)
摩擦で高温になった降着円盤ガスが
磁場のはたらきによって高速のジェット
となって放出されていると考えられている
•見えないはずのブラックホールが見つかった
のは☝︎ブラックホールの周りの明るいガス
などをバックにブラックホールが影のように
見えたから(画像説明P29)
•ジェットや強力な電磁波を出して活発に
活動している銀河を活動銀河といい
その中心部を活動銀河核という
活動銀河核のエネルギー源は
巨大なブラックホールだと考えられている
らしい
⭐️感想
ブラックホールは
悪のイメージだったけど
銀河が成り立っているのは
ブラックホールのエネルギーのおかげ?
かも???
怖い存在でもあり
必要な存在なのか?
とても不思議な天体だな
見えないとされていたブラックホールが
周りに明るく輝く明かりがあったことで
その明かりの“影”として発見された
というのも感動した
“影”のような謎の存在だけど
実は「この人いなかったら困るよね」
みたいな感じなのかな?
『やわらか宇宙講座』
⭐️学んだことをメモする
何でも吸い込むブラックホールは
すさまじいエネルギーを生み出す能力がある
ブラックホールの周辺にガスが漂っていると
穴に吸い込まれるときに猛スピードに加速
する
ガスはこすれ合って熱くなり、とてつもなく
明るい光を発する
銀河の中心にあるLサイズのブラックホールにガスが吸い込まれるときに宇宙でいちばん
明るい天体(クエーサー)となる
ブラックホールの大きさや、穴に落ちるガスの量によってブラックホール周辺の輝きかたは
変わる
もしも
処分に困る放射性廃棄物をブラックホールに
捨ててエネルギーを得ることができれば
環境問題とエネルギー問題を同時に解決
できる
という”ペンローズ過程”というのがある
高度な文明を持つ宇宙人がいるとしたら
このブラックホールの有効性に気づいていて
ブラックホールのまわりに宇宙人の都市が
たくさんあるかもしれない
探求編
P192〜193
⭐️感想
「処分に困る放射性廃棄物を
ブラックホールに捨てて
新たなエネルギーを得る」
ハリウッド映画になりそうだな
人間が都合よく作り出してしまった
厄介なゴミを
宇宙にまで捨てちゃうなんて
人間の知恵は結局のところ
自然にはかなわない的なルールで
大きなしっぺ返しのオチがありそうだな
個人的には
ちょっと怖い考えだなって思った
いるのかな?
宇宙人???
宇宙人って
SF小説とか想像の中だけのものでしょ
って思ってだけど
学びをはじめてからは
まあまあの確率で
いるんじゃない???
って思えてきたな