お金の価値観を癒す星の王子さまからのメッセージ

選ばれたカード

❶お金を引き寄せるために
キロン逆位置
傷を埋めるためにお金を得ようとする考えをやめると、お金ともっと仲良くなれる。

❷お金を避ける心の癖を癒すために
ソーラープレクサスチャクラ
生きていくためにお金が必要。だからお金に対してどんな感情を持っていても、命のためにお金や豊かさを頂くことを恐れなくて大丈夫。

❸変化の辛さを緩和する花のエネルギー
良くない考えが和らぐ
こんな自分は生きていても良いのかと不安や心配に思う気持ちが和らぐ。

❹ 変化の辛さを吸収する花のエネルギー
新しい思考ができる
過去に引きずられなくなり、お金や人生について新しい考え方ができるようになる。

❺癒しと変化によって得られる幸せ
ラピスラズリ逆位置
生きることに対する不安からくる「もっと手に入れなければ」という焦りから解放され、安心して日々を楽しめ流ようになる。
欲しがりすぎて不満や不幸を感じていた心の癖が癒されるので、今あるものに気付き満足を感じられ、自分の価値を穏やかに受け入れている。

❻やめること ❼取り入れること
涙・想像力
心の傷を埋めるためにお金を得ようとする癖があったら、心の傷はお金ではなく人との関わりや好きなことをして癒すと決めること。
そのために必要な分のお金があれば大丈夫だと考えること。
すると自分を幸せにするお金との関係を築いていける。

星の王子さまからのメッセージ

お金について
僕が話すなんて意外かな
でもねお金は心の深いところで
思い出や感情とつながってるんだ

欲しいと思うのに手に入らなかったり
知らないうちにお金を避けてたり
そういう考えや行動の癖はね
心の癖から生まれてるんだ

だから何か話をしよう
心の深いところにある
あなたの気持ちが楽になるような
それからお金のことを
まっすぐに見ることができるような
そんなきっかけになるような話を

そうだね……たとえば
ある星で出会った王様の話がいいかな

王様は僕がその星に行くまで
ひとりぼっちだった
一人で立派な服を着て
立派なたたずまいをしていて
とにかく素晴らしかった

だから王様は誰かに褒められたかったし
実際にその星に行った誰かは
王様のことを褒めたんだろう
何かご褒美がもらえるから

でも僕は王様のことを褒めなかった
立派な服も広い土地も
僕はなんだか好きになれなかったし
王様と友達になりたいと思わなかった
だってお金で心を買われるみたいで
なんだか居心地が悪かったんだもの

本当は王様が
自分で選んだ立派な服が
とても素敵だと思ったし
立派なたたずまいだって
かっこよくなろうと努力したからだし
そういうことを言ってあげたかったけど
それを言ったら僕は王様に気に入られて
土地やお金をもらうことになっちゃう

本当に欲しかったのは
離れていかないって安心とか
辛いときに慰めてくれる優しさなんだよ……

王様がひとりぼっちなのは
立派だからじゃなくて
自分の気持ちを素直に話せなかったから
ここに来て一緒に話をしようって
ただそう言えば良かったところを
ご褒美をあげるからって言ったから
ご褒美を目当てにした人だけが
王様のところに来るようになったんだ

それは寂しかっただろうな
王様はきっと自信がなかったから
頑張って立派な自分になったし
自信がないままだったから
ここにいて一緒に話そうって
素直な気持ちを言えなかった

お金のことも
これとよく似たことが起こるよね

もっとお金があれば
誰かに褒められるのに
そう思って一生懸命に働くんだけど
なぜだか心が満たされなくて
頑張っても愛されないんだって
勘違いをしていくんだ

一緒に遊ぼう
楽しいことをしよう
あなたが好き
辛くても離れないよ

そんなふうに気持ちを話して
自分と相手のために
できることをしていくことが
愛には大切なんだ

お金があると
美味しいご飯を一緒に食べるとか
素敵な服を着て出かけたりとか
そういうふうに
愛し合うことができるよね

でもお金がないときにも
一緒にご飯を食べたり
そばにいたり
そういう幸せを分かち合えるよね

お金が欲しいのは
愛されるため
そう考えていたら
いろんな気持ちが絡まって
欲しい幸せに
まっすぐ手を伸ばせなくなるよ

だから大切なのはね
お金を何のために使いたいかなんだ

不安だから
とにかくたくさん欲しいって
思う人もいれば
欲しいもののために
決まった金額を貯めたい人もいる
誰かに見せつけるために
まわりよりも多く欲しいって思う人もね

でも幸せのために
お金が欲しいって考えるならどうだろう
どれくらいあればいいのかな
それを手に入れられる自信がないとか
どうせ誰も助けてくれないとか
いろんな感情が浮かんでくるけど

お金は心の傷を埋めてくれない
まずはそれを知っていなくちゃ

心の傷は
優しい物語を読んだり
誰かと一緒にご飯を食べたり
好きな場所に出かけたりして
心に優しくすることで
だんだんと癒されていくよ

それはお金で買えないもので
でもお金があると
その幸せまで僕らを
連れて行ってくれるんだ

あなたの幸せはどこにあるんだろう？
でもまずは生きることだよね
毎日生きることが
どれだけ素晴らしいか
僕は知ってるよ

あなたが生きるために
毎日何気なくしていることが
知らないうちに
誰かの幸せもつくってるんだから

だから安心して
何か一つ
自信になるようなものを磨くんだ
それがお金を引き寄せるよ

あなたのしたことが
誰かの役に立ってること
それがお金が入ってくるってことだから
自分にできないことを見るよりも
何ができるようになったら
生きることがもっと楽しくなるかなって
そう考えてみて欲しいんだ

それができるように自分を磨くとね
お金のはいってくる道も
一緒に成長していくんだ

お金のこと
いろいろ話したけど伝わったかな
伝わってるといいな
だってあなたはもっと
いろんなところから
お金や豊かさが入ってくるように
心のどこかで願ってるはずだから

それが幸せな叶い方をするように
僕はずっと願ってるよ
あなたが幸せで
心があたたかく満たされて
自分にできることを愛して
豊かになっていくように
僕は願ってるから大丈夫だよ

あなたがお金と
もっと仲良くなれたら
きっと今の悩みも変わるから
お金で傷を埋めないで
お金は協力してくれる友達だと思って
自分の幸せにどう協力して欲しいとか
どんな人の幸せにどう協力して
お金が入ってくると嬉しいとか
そんなふうに考えるうちに
新しい豊かさと出会えるよ

お金と仲良くなるための３つのアドバイス

３つのアドバイスのうち、できそうだと思うものから試してみてください。
全て試して気に入ったものを日常に取り入れるのも良いですし、気が向いたときに誰か一つを試すのも良いでしょう。

大切なことは、これまでと違う何かを生活に取り入れることで、自分の心の癖や考えの癖に影響を与えて、新しい状況を引き寄せようとすることなのです。

①食事のときに、まるで初めて食べる料理のように慎重に味わう。
食事を味わうことは、生きることに対する不安や自分の命に対するトラウマ的な感情を癒すのに役立ちます。
食べながら心の中で「温度は熱い？冷たい？」「味付けは甘い？辛い？」「この味は好き？嫌い？」と自分に聞いてみてください。
このように問いかけることで今の自分がどう感じるかにフォーカスしやすくなります。

良い悪いは関係なく、まわりの評価も忘れて、自分の身体が感じていることに耳を傾け見てあげること。それを生活の中に取り入れることで、悩みから離れることができるだけでなく、

心の中に安全で満たされた場所があることを頭ではなく感覚的に理解することができるでしょう。

②自分らしい心の傷と、それを何で癒したいかを想像してみる。
心の傷は、どのように生まれたのでしょうか。それは誰かと似ているときもありますが、完全にあなただけのオリジナルストーリーだと思ってみると、また感じ方が変わるかもしれません。

何で癒したいかを想像することで、癒されるはずがないという気持ちが出る場合もあります。
そんなときは「それくらい傷ついてきたんだよね。頑張ったよね。ゆっくりしよう。」と自分に優しく言ってみてください。

深い傷を一度に癒そうとすれば、心は抵抗します。抵抗は「そんな簡単なことじゃない！」「もっと大切に愛されたい！」という心の叫びかもしれません。
難しいことは考えずに「無理に癒そうとしなくても大丈夫」ということだけ、頭のかたすみに置いておいてください。

③お金はどこから入ってきても良い！と制限を緩めてみる。

ときには働くことが難しかったり、望んだ収入が得られるだけの仕事につくのが難しい場合もあります。
そのあたりの事情は人それぞれです。何らかの制度に助けられることや、人から貰うことなども、豊かさとして受け入れることで気持ちが楽になる場合があります。それは「お金＝自分の価値」という心の癖から自分を解放することに繋がります。

自分の価値は、お金や仕事と全く同じ大きさではないということ。それはあなたが生きて誰かと会話したり一緒に過ごすことにも価値があるということです。

そういった考え方の癖を持つことで、気分が安定しやすくなり落ち着いてお金と自分の人生について考えることができるでしょう。

さいごに

お金にまつわる心の癖は、自分でも覚えていないような小さな頃の思い出からつくられることもあります。

その場合、自分の心の癖とずっと一緒に生きてきたので、自分にとっては当たり前の普通のことだと感じるでしょう。

その心の癖が自分を幸せにしてくれるときは、何も変える必要はありません。

ですが「なぜか分からないけど上手くいかない」ときは、今の状況や叶えたい望みと持っている心の癖が合わなくなっているときです。

過去に心の癖が生まれたときは、とても役に立ってくれました。けれど自分が成長して状況も変わると、心の癖も変わる必要がでてくるのです。

変わる必要が出たとき、このリーディングがお役に立てますよう祈っています。