【Asciidoc】書き初め ー フォントを改造する ー
書き初めです。
今年の最初はフォントを改造してみます。
ZENの「紅道」をボールドにしてみます。
ちょっと「太字」が欲しくなったので(明日のために・・・其の・・・)
「 IPAフォントに太字、イタリックを追加する - ふなWiki 」や
古い記事ですが「Itouhiroはてなブログ」あたりを参考に作業してみます。
まず、下記のサイトから基本となるフォントをダウンロードしてきます。
ライセンスは「SIL Open Font License 1.1」です。
サウンロードしてきたフォントをFontForgeで読み込み、
プロパティの設定します。
「エレメント」ー「フォント情報」
個人利用なので深く考えず「Bold」等付け他のフォントとぶつからないようにする。
変更したら「OK」をクリックして情報を固定。
共同利用や配布する場合、著作権情報等ライセンスに従って、変更が必要です。実はあまり詳しくないので、ちゃんと説明されているところを参考にしてください。
グリフを全部選んで(「ctrl」+「A」又は「編集」ー「選択」ー「全て選択」)
「エレメント」ー「輪郭を太らせる」を実行。
おや?昔とインターフェースが違う。。。
取り敢えず「Axis」を50から55に変更して見る。
「OK」をクリックしたら太字に変更されるまで待つ。
一時間ぐらいかかるのでのんびり待ちましょう。
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さて「斜体」を作成したい場合は
「エレメント」ー「変形」を選択して作業します。
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「気に入った状態になるまでパラメータを変えながら試すが良い!(沼ってます。)」
(満足)出来たら、「ファイル」から「保存」して、「エクスポート」。
割と簡単に出来てしまいます。
フォント情報はオープンソースだからこそ「この様に記述するのが正しい」というのがありそうです。
利用する場合はライセンスやサポートを十分に考慮してください。
システムのフォントフォルダーにコードマップに不具合があるフォントが入っているとOSの動作が不安定になります。公開する場合はテストを十分して・・・。
(Windowsの場合、困った時のFontキャッシュ削除は今でも実は結構有効です。)
「IPA」フォント等変更しながら利用している人はたくさんいるようです。
この様なフォントの簡易変形でも「Asciidoc」の表現幅を広げることが出来ます。
さて、如何でしたでしょうか?
次回は再びPDFについて・・・・・・
…ではまた。