【Asciidoc】文書属性 ー 機能追加(其の弐) ー
昨日に引き続き機能を追加や環境を変更する文書属性を紹介してみよう。
まず、「訓示ブロック」等にアイコンを表示するには
:icons:
:icons: image
:icons: font
:icons: text
を追加しておく必要が在る。
自分は「font」をよく利用している。
「text」はテキストで表示するので「:icons:」設定しないのと同じです。
「image」と「(空)」は同様の動作をします。
アイコン用の画像とフォルダーを準備しておく必要があります。
最近の書籍でよく見るキャラクターアイコンを利用した会話体の文章も「画像アイコンモード」機能で表現できそうです。
ユーザーインターフェース説明用機能を有効にするには
:experimental: true
を設定しておく必要があります。
(実験的・・・本実装されたときには別の属性に変わるかな?しかし、殆ど一般利用されているようなので永遠実験的?・・・で、確認したら「非推奨」になっていました。)
しかし、この機能は作業手順書で重宝します。
= 私の書類: 本の副題
:author_1: 紘稔
:email_1: <xxxx@email.com>
:author_2: 共同執筆者1
:email_2: <xxx1@email.com>
:revnumber: 0.1
:revdate: 2024-12-18
:doctype: book
:encoding: utf-8
:lang: ja
:toc: macro
:toclevels: 2
:toc-title: 目次
:description: 概要テキスト
:icons: font
:experimental: true
:stem: latexmath
== はじめに
この・・・文章は・・・{description}・・・です。
toc::[]
== 本章1
内容内容内容内容
[NOTE]
====
訓示ブロックでアイコンを表示するには、
文書属性で「:icons:」の指定が必要です。
====
=== 本節
`:experimental: true`
の設定で kbd:[F11]
や kbd:[ctrl+t]
の様な表示機能が利用できます。
他に「
kbd:[OK]
又は
kbd:[Open] をクリックしください」
等の表記も出来ます。
==== 本項
変換します。
この様な感じで表現されます。
本当は数式機能等も紹介したいけど自分の環境で安定して機能しない。
(どうもライブラリに変更があって拡張モジュールを必要としそうです。確認してから記事にしようと思います。)
数式を必要とする論文は「TeX」で書くのが正義かもしれない。
さて、今回はこのあたりまで・・・・・・
次回は、文書属性の其の参です。
…ではまた。
当Noteは下記の「AsciiDoc Language Documentation」の文法に従っています。