【Asciidoc】ダイアグラム ー PlantUMLのテーマ ー
今回は「PlantUML」の「テーマ」について
本来は作り方を。。。と言いたいところだけど使い方のみで・・・。
まず、テーマ無しの
[plantuml,吾輩は猫,svg]
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@startuml
skinparam defaultFontName ZenMaruGothic
actor 夏目漱石
夏目漱石 -> (猫 初期化) : 作成
夏目漱石 -> (猫 名前) : 付ける
夏目漱石 -> (猫 描写) : 表示する
@enduml
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変換すると
さて、テーマを利用します。
使い方は簡単。
「!theme テーマ名」構文で割り当てるだけです。
[plantuml,吾輩は猫2,svg]
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@startuml
!theme materia-outline
skinparam defaultFontName ZenMaruGothic
actor 夏目漱石
夏目漱石 -> (猫 初期化) : 作成
夏目漱石 -> (猫 名前) : 付ける
夏目漱石 -> (猫 描写) : 表示する
@enduml
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変換するとこんな感じです。
なんか、モダンですね。
PDFの描画命令にはいくつか制限がかかっているようです。試しながら使っていく他ないですね。
まあ、テーマは山のようにあります。
で確認できます。
使い分けて行きたいところです。
最初、「PlantUML」で作図したとき「ダサい!」と言われました。orz
黄色系の図柄だったせいでしょう。
古い(既定の)テンプレートが「黄色系」だった理由は想像がつきます。
1990年代初期、色は16色しか利用できませんでした。
帳票作成時に表のヘッダを「灰色にして」と要望があったとき、「灰色?無理」とか思っていたのですが「黄色」を割り当てると、白黒印刷した時、丁度良いバランスの良い灰色を印刷することができました。
多分、その流れだと思います。
最近はマイクロソフトの色設定もパステルになっていますが・・・。
古いプログラマーの
「灰色」=「黄色(黄土色)」
は中々に根深いものがあると思います。
さて、ちょっと遊んでみましょう。
昨日の記事
「【Asciidoc】ダイアグラム ー PlantUMLのSkinparam ー」
の内容を再利用しましょう。
まず、フォント「あんずもじ」を
からダウンロードしてきて、「PDFテンプレート」は
Anzu:
normal: APJapanesefont.ttf
bold: APJapanesefont.ttf
italic: APJapanesefont.ttf
bold_italic: APJapanesefont.ttf
をフォントカタログに追加します。
として
「PlantUML」は
フォントに「Anzu」
テーマ「sketchy-outline(線画スケッチ)」を割り当てます。
本文側はこう
= PlantUML skinparam
:doctype: article
:encoding: utf-8
:lang: ja
:scripts: cjk
:pdf-theme: ./themes/my-theme.yml
:pdf-fontsdir: ./fonts;GEM_FONTS_DIR
[plantuml,吾輩は猫,svg]
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@startuml
!theme sketchy-outline
skinparam defaultFontName Anzu
actor 夏目漱石
夏目漱石 -> (猫 初期化) : 作成
夏目漱石 -> (猫 名前) : 付ける
夏目漱石 -> (猫 描写) : 表示する
@enduml
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変換すると・・・。
手書き風です。
まあ・・・雰囲気を楽しむものですね。
如何でしょうか?
(もっと手書き風にするなら「医者の手書きフォント」を利用する?)
ある意味、使い処が無い様な気がしますが・・・
とはいえ「オライリー」書籍で手書き風の図を利用しているのを見かけます。
テンプレートの詳しい使い方は、・・・
と言うか奥義は
にて・・・
表現できるのはわかるけど・・・「Drawio」に逃げたい、いや逃げるよ・・・。
さて、今回は「PlantUML」の「テーマ」を利用して遊んでみよう。
という回でした。
…ではまた。
当Noteは下記の「AsciiDoc Language Documentation」の文法に従っています。