【Asciidoc】TIP拾い ー 折りたたみブロック ー
今日もTIP拾いの一環。
「PDF」では基本利用しないと思う。
「HTML」で少し役に立つかも?
使うかなあ?と懐疑的になる、「折りたたみブロック」について書いてみます。
「折りたたみブロック」は下図のようにクリックすることで開いたり閉じたりするギミックを「HTML」に付加する特殊ブロックです。
上段が畳んだ状態、下段が開いた状態です。
リンクをクリックすると表示される類のギミックですね。
使いどころは
「クイズと答え」や「Q&A」
「用語集」
「HTML」のページ上で一覧を見せて、必要に応じて内容を表示する場合、利用される形式です。
社内のWebマニュアルなどでは使えるのでは・・・。
構文は
「例ブロック」に「[%collapsible]」パラメータを追加します。
タイトルを付けなかった場合、「Details」が仮タイトルとして付記されます。
下記は先程紹介した「折りたたみブロック」のコードとなります。
[example%collapsible]
このコンテンツは、ユーザーがブロックのタイトルをクリックしたときにのみ表示されます。
.クリックして答えを表示
[%collapsible]
====
わはは、これが答えだ。
====
「Details」はラベル属性等で設定出来るのでは?と想像できるのですが「詳細」とかタイトルを付けたほうが早いでしょう。
百以上の「名無し折りたたみブロック」を作るのであれば設定方法を探したいところですが・・・。状況が思い浮かびません。
さて、これをPDF変換すると
PDFの場合、開いたまま変換されます。
当たり前なのですがPDFなのでオープン・クローズのギミックは付きません。
使いどころは難しいけれど、きっと必要な人はいるよね。
如何ですか?
…ではまた。
当Noteは下記の「AsciiDoc Language Documentation」の文法に従っています。