見出し画像

『世界ウルルン滞在記』が好きだった

 最近、過去の番組の再放送をよく視聴している。テレビの番組表をダーッと見ていて、懐かしい番組名についつい引っかかってしまうのだ。2~3カ月くらい前から『世界ウルルン滞在記』を録画し始めた。

 1995年から2007年まで放送されていたそうだ。その間、ずっと見ていたかは定かではないが結構楽しみにしていた。若手の俳優たちが世界各国に旅し、ホームステイして、さまざまな体験をする番組で、いま見てみると「え?こんな人も行ってたんだー」と思う。
 再放送で、小栗旬がロシアのバイカル湖で漁師の家庭にホームステイしたり、小池栄子がタイの少数民族の村で生活したりというのを見たが、なんか今見るとものすごく「セクハラ」的なものが結構あるのに驚いた。画面には、「当時放送されたものです」みたいなテロップが出るのだが、小池栄子のときはひどかった。胸の大きさのことばかりで、心のなかではさぞかしムカついてただろうな。 
 でも彼女、嫌な顔一つせず、終始にこやかに旅を終えた。凄いと思った。もとはグラビアアイドルとしてブレイクしたわけだけど、本当に根性すわってると思った。いまでは本当にいい女優さんで、好きな女優の1人であるけれど、ますます好きになった。

 で、今週の金曜日に録画したのが山本耕史の回だ。18歳の山本耕史の初々しいことといったら! なのに、すでに結構身体つくってるんですよね、腹筋とか割れてたし。
 行ったところがミクロネシアの小さな島で、裸族なわけ。男女とも腰巻はしてるけど。やたらでっかいサイズのおばさんの、訳が分からないほど垂れ下がった乳房を見たって、いくら18歳だってそんなに何も思わないかもしれないが、少女だって上半身裸よ!なんとなくテレビの前で「あちゃ~」と思っていたら、ナレーターが「健全な18歳の男子である山本耕史くんには目のやり場が…」みたいなこと言ってて。ちょ、ちょ待てよ、とキムタクになりましたがな。
 さらに、スタジオに山本耕史くん登場し、司会の徳さんが同じように「健全な18歳の男子には、うんぬん」とニヤニヤしながら訪ねてたりして、「セクハラやめてくれー!!!」と叫びたくなった。
 まあ、そんなこともあるけれど、見返してみると結構楽しい。やっぱり、若手俳優の登竜門的な番組だったのだな、売れたいもんね、ってのがよくわかる。
 そうそう、山本耕史くん、現地の食べ物があまり口に合わなかったみたい。すっごく顔にでてたもの(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?