なんか梓が好きだー!NHK連続テレビ小説『オードリー』:その6
もうね、再放送の朝ドラ『オードリー』に首ったけです。最初はホラーといわれていたお母ちゃまも、すっかりその毒が抜け(あたしが慣れたのか?)、今ではいたって普通のおばさんだ。確かに、美月の人生のレールを自分の思うように敷きがる傾向にはあるが、それは美月も美月なので、お母ちゃまばかりを悪くは言えまい。
さて、7月15日の週になって、あのジョーが再び登場した。その様はまるで物乞い。すっかり落ちぶれていた。あんなに、ジョーに執着していた美月も、「今は、杉本さんのほうが、好き♡」てな感じ。それでも一度は愛し合った(本当に愛し合っていたかはわからないが)仲なので、つれない態度をとるわけにもゆかず、1万円をにぎらせて返した。
ジョーはまさに「貧すれば鈍する」を体現していた。まあ、人間の品性というものは、お育ちに由来するものだということががよく分かった。
そして、ジュリーの登場だ! お母ちゃまの昔の恋人だが、なんやかんやあって結ばれなかったようだ。そのジュリーと再会すると、お母ちゃまのキャラが崩壊する。何というか、素の大竹しのぶになっちまっているのだ。まあ、かわいらしい女ごころですわね、オホホ。
ジュリーは、未だにお母ちゃまに未練があるようで、7月18日放送分では、美月を散歩に連れ出し根掘り葉掘り聞いていた。
と、こんなことはどうでもいい!!梓だ梓だ、梓がおもろい! 京大医学部に通っているのだが、いつも冷静で、言葉選びのセンスがよすぎるー。ある意味、科学的といえばいいのだろうか。それでいて、冷たいわけではなく、思わず「くすっ」となってしまうユーモアも感じさせる。いいなー、梓。いいぞ梓!
まあ、樹里に熱をあげていたころ、身体を心配するあまりに、詳しい病状などをベラベラと美月に話してしまったのはいただけないが、変な家庭環境で育った割には、グレずにええ子に育っていると思う。おばちゃん、応援してるよ! いいお医者さんになってほしい。
それにしても、段田パパ。なんか、ジュリーに嫉妬の炎をメラメラと燃やしていて、めちゃくちゃ怖いんですけど(おもろいけど)。
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