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世の男が結婚のプレッシャーをぼやく中での結婚相談所

先日、知り合いに結婚相談所を開くと話した。
個人の小さな相談所が、9万人の婚活プラットフォームに繋がることができる仕組み、出会って3ヶ月でプロポーズまで行き着く仕組みには、多いに興味を持ってもらった。

ところで彼は既婚男性である。
そこで言っていた。

自分の周りの独身男で結婚に前向きなやつがいない、と。

それを聞いて思い出した。
結婚はまだ考えていないと言って遊んでいた先輩、
結婚結婚言われるとウザいと拒絶した元彼、
男性にとって結婚は、とてもとても重くのしかかるプレッシャーらしい。

結婚したい男性が集まる結婚相談所

世の男が言う、"結婚のプレッシャー"をしばらく忘れていた。
なにしろ私がいたのは、結婚したい男性が集まる結婚相談所だ。

うちの夫はかっこいい。
こんな王子様が、よく35歳まで独身でいてくれたと感謝している。
出会いがなかったと言っていてたが、よくよく聞けば、紹介や職場で知り合う機会はありそうだ。
なぜ結婚相談所を選んだか聞いてみた。

「結婚がしたかった。あくまで結婚が目的で、今さらダラダラ恋愛しようとはと思わなかった。
家庭を持ちたかった。」

結婚したい、と男性が言うと、なんと頼もしいことか。

結婚のメリットとは

結婚を渋るためによく聞く言い分、"結婚のメリットが無い" ということ。

結婚して思う。
私は女性だが、別に結婚にメリットは無かった。

二人合わせれば生活コストは下がった。
飲み物とか、猫のご飯とか、重いものも買ってくれる。あとは、家具の組み立てもやってくれる。かなり不恰好になったけれど。

だけど、それは別にメリットではない。微々たるものすぎて、メリットにカウントできない。
一人でも暮らしていくには困らなかったし、ネットスーパーが便利だし、家具も一人でなんとか組み立てていた。

特に子どもができる気配もない今、好きな人と家族になって幸せ、というただそれだけだ。


家庭を持ちたい願望

婚活していると、男性も頃合いを見計らって結婚したくなってくるんだろうな、と思う。
結構かっこよかったりモテそうな人と会うことも多かった。

ところで、私は結婚相談所は女性のためのものだと思っている。
結婚が女性を金銭的に保護するための制度であるなら、女性の方が必死になるのが当然だ。
そんな女性のために、結婚を届けるのが結婚相談所だと思っている。

だからこそ、結婚したいと思ったらとりあえず結婚相談所、という男性もいるのだろう。

入籍前に夫と激しく喧嘩したが、もし破局していたら、また結婚相談所に入り直したそうだ。
恋愛と結婚では、男女の立場が逆転。
結婚相談所は女性の方が人数も多いし、頑張らなければならないのも女性だ。
だからそこで一度味を占めた男性は、結婚相談所が好みらしい。




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