30代の婚活はキツイ説
少し前まで、女性の年齢はクリスマスケーキに例えられた。旬は24歳まで、25歳を過ぎると売れ残り。
今そんなことを言ったら大問題だが、根強く残る、女性の年齢問題。
その点、私の婚活は、27歳の終わりから29歳まで、若い方だ。
結婚相談所の婚活は、素敵な相手が見つかってしまえば早い早い。
逆に、27歳の終わりから夫に出会う29歳真ん中まで私は苦しんだ。
そして、思ったのだ。
29歳という、30歳の節目を目前に焦るくらいなら、33歳くらいまでは頑張り抜き、納得と満足の結婚をするのだ、と。
年齢関わらず婚活はキツイのだ
20代で婚活始めたら、引く手あまたで楽勝でした!という声があることを知っている。
だが、私は苦労した。
一方で、30代でトントン拍子に相手を見つけた人もいれば、40代で弁護士と結婚した人も、一回り年下と結婚した人も知っている。
要するに、人それぞれ。
けれど一般的にはそこそこ苦労する。
どういう人が婚活で苦労しないか、というのは別の話にするが、なぜ一般的に苦労するかというと、「思っていたのと違う」からである。
まずお見合いが組めない。
そもそも、お互いOKしてお見合いになるが、そのマッチ率は平均8%ほど。
100件申し込んでお見合いが組めるのはようやく8人、数字にするとその少なさが良くわかる。
活動していない、真剣交際間近、お見合いしすぎて忙しい…色々理由はあるが、とにかくお見合いが組めない事実がある。
20代で婚活した私は、64件申し込んで4件しか成立しなかったことがあった。20代で平均を下回る6%である。
ようやくお見合いに行き着いても、好きになれない、好きになれたかと思えば振られる、など難所が待ち構えている。
年齢はどこまで関係あるか
そんな山あり谷ありな婚活で、先が見えない中、なぜ私は焦らず頑張るつもりだったか。
それは意外と年齢だけじゃない、ということが見えてきたから。
年齢を重ねたら、間違いなく申し込まれる人数も、お見合い件数も、減るだろう。決して油断していて良いということではない。
けれど、素敵な人との出会いは言うほど減らない、そう感じた。
夫は出会った当時、35歳だった。
プロフィールの「お相手の希望年齢」は、32〜38歳にしていた。
私から申し込んだから、めでたくお見合いできたのだ。
そして昨日、ふと年齢の話になった。
自分と近い年齢を希望していても、本心では若い方がいいんだろうな〜、と思っていた。
そしたら、「30代の方が落ち着いていて、自分と合うと思った」と返ってきた。
確かに以前、夫のIBJアプリ(結婚相談所の申し込みアプリ)を盗み見たら、32〜38で検索していたのを思い出した。
そういえば、一度目の真剣交際をした人は、私と並行していた仮交際は23歳だと言っていた。
23歳を振って、29歳の私と真剣交際を選んだのだ。
かと思えば、女性として見れない、とアッサリ私を振った人は、37歳と真剣交際間近であった。
会ってしまえば、あとはフィーリング、そして総合力だ。
それに、年齢のみでお断りするような相手と会いたくもないだろう。
婚活は苦労が付きものだ。
それを女性の年齢、という嫌な話題にまとめるのはいかがなものか。