見出し画像

結婚相談所でスピード婚するために

私は結婚相談所に入会してから結婚するまで、100人と出会い、2年かかった。
内訳は、1年半活動して王子様(夫)を見つけ、お見合いから成婚退会まで2ヵ月、家探しとか最後の喧嘩とか色々経て計半年で結婚だ。

苦労話を携えて、それでも結婚相談所は結婚できる場所だと確信しているから、結婚相談所(IBJ加盟)を開くことにした。
とはいえ、誰も私のように何年も婚活地獄を続けたくはないだろう。

では実際、結婚相談所の活動はどうなのか。
スピード婚など可能であるのか。

スピード婚の共通点

男女ともにスピード婚はあり得る。

結婚相談所の成婚者(成婚=指輪を買ってプロポーズ)は10人前後と出会って結婚するらしい。
お見合い一人目の人と成婚した女性は「彼しかいない」と言っていたし、友達の旦那さんも、私の夫も入会から成婚退会まで3ヵ月である。

そんな優秀な婚活仲間を見ていると、スピード婚の共通点が見えてくる。

「決め切る力」

「受け入れる力」

 である。

夫のスゴイ婚活

夫は、9/4に入会して、9/18に私とお見合いし、10/15に私と付き合い(仮交際から真剣交際に移行)、11/22(いい夫婦の日)に成婚退会した。

夫の入会していた結婚相談所は、月の申し込み可能件数が15~20件だ。
そのうち5件、お見合いが成立したらしい。
私と付き合うまで、約1ヵ月のお見合い期間の中で、30件お見合いしたそうだ。

1ヵ月で30人会うのはなかなか大変だが、なぜそんなにお見合いが組めたかというと、

すべての申し込みにOKしていたから

である。

決して、そこまですべてを受容することなど勧めてはいない。そんなにすべてを受けれてていたら、変な人と会う機会も増え、自分が疲弊してしまう。

実際夫も、カタコトで写真とかなり違う台湾の女性、オンラインでしか会えない青森在住の女性、趣味のバレエとクラッシックを延々捲し立ててくるくる女性、お会計の時に走って逃げた女性などなどなど…色んな人に会ったそうだ。

それでも申し込んでくれることが嬉しくて全てOKしていたとのこと。
そして、婚活どうだった?と聞くと、女性と話す機会が少なかったから色んな人と会えて楽しかった、とのことだ。

私の入会していた結婚相談所は、
「すぐに成婚していく人は、お相手のことを"良い方でした"と言います。グチも相手の悪口も言いません。(=クレームは受け付けません)」
というモラハラ方針であった。

高いお金を払っているのだから、自分の仲人に対しては愚痴らせてくれよ。

と思うが、夫は本当に"良い方でした"を地で行くタイプだった。

そして、早々に私との結婚を決めてくれた。
結婚結婚!!結婚したいしたい!!指輪買いに行こう!!という逆プレッシャータイプである。

入会してすぐに30人会えて、まだまだ可能性はあったと思うし、あと2ヵ月婚活期間を延ばされていたら、他の人に取られていたかもしれない。夫には、「他にもっと良い人がいるんじゃないか」という気持ちは全くなかったのである。

なんてイイ男なのだろうか。

スピード婚できますよ!なんてことは言わない

スピード婚できる人は自力でできるが、基本的にはできないことが多い。
スピード婚は、菩薩モードに突入した者だけに与えられる特権である。

ただ、菩薩の反対、拗らせ独身だったとしても、自分から行動して、断られて、何で断られたのか、逆に何で好きになれなかったか、相手の良いところはどこか、どうすれば歩み寄れるか、一歩一歩考え行動し考え行動する中で、ちゃんと結婚に結び付くのが結婚相談所の良いところである。

いいなと思ったら応援しよう!