阪神JF(GI)結果・回顧!
まずは結果から
1着-⑫アルマヴェローチェ
2着-①ビップデイジー
3着-②テリオスララ
全て無印でハズレ。
印を付けた馬の着順は以下の通りです。
4着◎⑨ショウナンザナドゥ
16着〇⑩ブラウンラチェット
17着▲ ③ダンツエラン
13着☆⑰メイデイレディ
レースの1時間前に今日の京都コースの状態から、2着の①ビップデイジーが怖い、⑰メイデイレディは厳しいとつぶやきは投稿しましたが。
今日の結果は散々なものでした。
【レース回顧】
⑦ミストレスと⑮リリーフィールドが先手を取って前半4ハロン46.5秒-後半4ハロン46.9秒の平均ペースではあるが3コーナーへ向けての上りでペースが緩まなかった事もあり2歳牝馬にとってはやや厳しい流れといえる。
⑫アルマヴェローチェは中団からの競馬でラストも上がり最速の34.3秒とキレも見せての完勝と言える内容。
北海道デビュー組で洋芝での経験が冬場のレースで活きた面もありそう。
前日の古馬オープンクラスのリゲルSが1:32.9での決着だった事を考えると時計もまずまず優秀なもので今後にも期待したい。
2着の①ビップデイジーは道中では勝ち馬よりも後方の位置取りも3コーナー過ぎてからの坂の下りから仕掛けて直線入口では勝ち馬に並びかけゴールまでしっかり伸びているが勝ち馬の瞬発力が上回り2着までという結果。
ただこちらの方が長く脚を使っておりマイル戦よりもさらに長い距離でより力を発揮するタイプのようで距離の伸びるオークスでも楽しみな馬といえる。
②テリオスララと⑨ショウナンザナドゥはどちらも好位からの積極的な競馬で見せ場は十分。
最後1・2着馬にはキレ負けした感はあるがこの2頭ももう少し距離があった方が良さそう。
どちらも桜花賞を目標にしているだろうが、その後も楽しみにしたい馬である。
既にリステッドを勝っているテリオスララはこの後のローテーションは余裕があるが、未勝利勝ちの後は重賞で3着、4着と賞金を積めていないショウナンザナドゥは今後のローテーションが厳しくなっているように思う。
思い切って桜花賞路線は捨ててオークス狙いに絞ったレース選択も検討してもいいかもしれない。
5着の⑯スリールミニョンは道中は後方待機で末脚に賭けたレースをしての5着とまずまずの結果。
既にオープン勝ちもあり、この後は桜花賞路線なのかもしれないがマイルは長いと感じたので、フィリーズレビュー(1400m)、葵S(1200m)あたりを目標にしても良いかもしれない。
1番人気も16着大敗の⑩ブラウンラチェットだが、調教後の時点でもかなり馬体重が減っていたがレースでは前走-12kgとパドックで見た感じでも細く見えていたのは明らかなマイナス材料でした。
レースも後方で進めて伸びを欠いたものでこの馬本来の力は出しておらず今回の結果は度外視しても良いだろう。
この馬は既に重賞勝ちがあり賞金面では桜花賞の出走が問題はないだけに本番へ直行となるとかなり判断は難しくなる。
関東圏のレースでも良いので出来れば桜花賞前に一戦レースは見せてもらいたい。
アメリカから参戦の⑰メイデイレディは道中はやや前に付けていたが勝負処では既に手応えが悪く13着大敗。
スタートから好位の後ろあたりに付けてペースへの戸惑いも感じられなかったが、今回やや前に付けた馬に厳しい流れになった事も影響した事と、2歳での海外遠征の輸送疲れもあったのかもしれない。
今年の阪神JFは京都開催だったが、来春の桜花賞は阪神競馬場での開催となるので今回の結果が直結するとは考え難いので今後の牝馬クラシック路線のレースは注意して見ていきたい。
最後になりましたが、岩田望来騎手 GI初制覇おめでとうございます。