マイルCS(GI)結果・回顧
まずは結果から
1着◎⑬ソウルラッシュ
2着-⑰エルトンバローズ
3着○⑭ウインマーベル
3連複は2着エルトンバローズが無印でハズレ。
ワイドも◎-○の組み合わせをいれてなかったのでハズレ。
その他の印を付けた馬の着順は以下の通りです。
12着▲⑥オオバンブルマイ
17着△④ナミュール
10着△⑤ジュンブロッサム
9着☆⑧フィアスプライド
ナミュールは最後は追わずに歩くようにしてゴールしていましたが、大きな故障などなければいいのですが。
【レース回顧】
外枠の⑰エルトンバローズ、⑭ウインマーベルが好スタートも内枠を利して③バルサムノートがハナを主張して逃げる展開。2番手に⑩レイベリング、⑨ニホンピロキーフが付けその後ろに①コムストックロード、⑭ウインマーベルが付け当初の予想通り前半4ハロン45.7秒-後半4ハロン46.3秒のほぼ平均ペースの流れ。またレースの上がり3ハロンが34.5秒とやや持続力の問われる流れといえる。ペースがほとんど緩む事がなかったので末脚のキレで勝負するタイプは瞬発力を削がれる流れになってしまったかも。
1着の⑬ソウルラッシュは中団やや後ろの位置取りから上がり33.6秒とほぼ完璧な競馬で差しきって初のGI制覇。過去のレースぶりからはキレ負けする事が多かったが今日のレースでは上がり2位タイとキレでも他馬を上回りマイル戦線での国内トップクラスの実力を見せつけた。
6歳という馬齢ではあるが今後にも注目したい。
団野騎手はゴール前からガッツポーズをしてしまった事で過怠金を取られてしまったが、春はGIIマイラーズカップをこの馬で勝ちながらも安田記念で乗り替わりになった事で悔しい思いをしたからこそという事もあり喜びが勝ってしまったのだろう。
2着の⑰エルトンバローズは好スタートも中団からレースを進め直線は馬場のいい所を伸びてきた。
ほぼ完璧なレースをしたと思うが今日は相手が悪かったという事だろう。
ベストな舞台は左回りの1800mだとは思うが、持続力に優れたタイプで大阪杯のような2000mのGIでも見たいと思いますが出てこないかな?
3着⑭ウインマーベルも好スタートからこちらは好位へ。1400mのレースでも好位から進められるこの馬にとってはバルサムノートの作るペースは楽に追走出来るもので直線に入っても余力があるように見えた。実際に上がり3ハロンは34.5秒とレースの上がりと同じで脚が止まった訳ではなく勝った馬が強かったという感じでした。
勝ち馬には離されたが2着馬とはタイム差無しと初のマイル戦としては上々の結果。欲を言えば真ん中あたりの枠だったらもっと際どい勝負に持ち込めたかも。今日のような競馬が出来ればマイル戦で今後も楽しみな1頭。
4着②ブレイディヴェーグは心配されたスタートもしっかり出て中団からの競馬。この馬はウインマーベルとは逆に距離短縮での初のマイル戦のペースでいつものキレが活かせるか心配した通り、上がり34.1秒と前走のような瞬発力を出せなかった。ただしマイル戦のペースでも追走に問題はない事が分かったのは収穫といえる。
またこの馬に関してはもう少し緩い流れになりやすい牝馬限定戦の方が合うと思うので来年ヴィクトリアマイルに出てきたら人気でも積極的に買いたい。
5着は外国馬の⑪チャリン。道中後方からレースを進め上がりはソウルラッシュと並ぶ33.6秒の脚で追い込み2着馬とタイム差無しの5着は流石今年GI3勝の実力馬といったところで力のあるところは見せた。スタートで少し行き足が付かず押して行った事が影響したか?心配した京都のコーナーも問題なくこなせておりスタート次第でもっと際どいレースになったと思う。
※ゴール後にC.デムーロが下馬して心配されたナミュールは特に歩様に問題はないという診断だった事が発表されました。この後も様子を見る事にはなるでしょうが大きな故障はないようで一安心ですね。
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