カペラS(GIII)有力馬診断①
今日からはカペラSの有力馬と穴馬診断をしていきます。
・チカッパ(1番人気想定)
北海道SC(Jpn3)と東京盃(Jpn2)の交流重賞2勝に前走のJBCスプリント(Jpn)2着と3歳馬ながら実績はトップ。
早目に先頭に立った前走こそ末脚不発だったが基本的には中団からの競馬で末脚を武器とする馬。
今回は逃げ先行馬もいるので中団から末脚を活かす競馬となるだろう。
スプリント戦の瞬発力タイプだけに初めての58kgの斤量の影響がどうかといったところ。
58kgであっさり勝つようなら相当な能力で今後のダートスプリント路線を引っ張っていく存在になる。
現状本命候補としたい。
・インビンシブルパパ(2番人気想定)
2勝・3勝クラスを連勝しての昇級初戦。
過去のレースを見ると時計の裏付けがないのは懸念材料。
マイペースで逃げを打てれば有力ではあるが。
昨年の勝ち馬テイエムトッキューとの先行争いとなりそう。
この馬も3歳馬だが56kgで出走できるので斤量を活かした競馬をしたい。
能力的には昇級して即通用してもおかしくはないが同型の馬もおり展開は厳しいだろう。
今後重賞戦線で戦っていくことになるだろうが今回は厳しいと考え消し候補。
・サンライズアムール(3番人気想定)
リステッド・オープン特別を連勝中の好調馬。
逃げでも先行でも対応可能で他に行く馬がいれば番手追走となるだろう。
ここ2走を見る限りでは前に行って上がりもしっかりしている事からここも好勝負可能。
初重賞となるが展開も向きそうで〇▲の候補としたい。
・インユアパレス(4番人気想定)
2・3勝クラスを連勝してのオープン入りで勢いのある3歳馬。
スタートがあまり上手いタイプではなく中団や後方からの競馬が多くなっている点はマイナス材料となる。
強い内容での連勝は価値があるが良馬場で前半33秒台の経験は無く速い流れへの対応がポイントとなりそう。
速い流れを追走して上がりも出せるようならここでもチャンスはあると思うが、ダートの重賞クラスは層が厚くクラス慣れが必要と考えて今回は消し候補としたい。