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第33期 APS富士見公式 振り返りメモ

はじめに

第32期 富士見公式を終えて、その翌日。
いつもは帰宅してから試合の振り返りをするのだけど、遅くなりそうだったので、羽田→福岡の機中で文章化し始めたところ、まあ、進むこと進むこと。
たった一度だけの、しかも「マスターバッジの点」という結果で、満足していてはいけないとわかっている。
でも、その一度のためにここまで苦労したのだから、やっぱり心ははしゃいでいるわけで…

そんなこんなで、今までになく長くなったので、今回はブログ風にnoteの方に残しておくことにした。
きっと、あとから見ると恥ずかしくなるのだろうけど、それもまたよし。
お時間のある方、よろしければご笑覧ください🙇🏻‍♂️


今日は、今の流行り風に結論から。

公式に出始めた頃、練習では180以上出すのが当たり前なのに、試合では全然うまくいかず苦しんでいた自分にひと言声をかけるとしたら…

「緊張しない方法を探すよりも、今から撃つ一発、今の実力で最大限のことをやり尽くす。そっちに意識を持っていた方が近道だと思う」

と声をかけたい。
万人に通じることではないかもしれないけど、今日の試合内容を踏まえて、僕自身にとってはそう思えたから…

ということで、ここからはいつものように各競技の振り返りを。


第1競技 シルエット

いちばん得意の種目。
会場の明るさやバックストップとのコントラストは全く申し分なし。

1発目の8m。
自分の鼓動がよくわかる。
据銃してみると当然銃口は練習会の点取りよりも揺れている。
それが「当然」と思えた。そして、それでも当たるのだということを信じることができた。
若干、意図したよりも早くシアーが落ちてしまったかもしれないけどなんとか最初の8mヒット。これはラッキー。
でも、これ以降に不安がよぎるなぁ
…と思ったら、2発目の9mは上に外した。まあまあ、仕方ない。自分を信じて、きちんと把握している狙点を信じて…

残り3発は、揺れていても自信を保って撃てた。
立射18点。上出来👏

プローンは鉄板。
銃が完璧で、ちゃんと狙点がわかっているので、単に見えているかどうかだけが問題。
この会場ならまったく不安なし。
20点 (ドヤァ😤

合計38点。うん、やっぱり得意競技。

試合では唯一満射経験のある1番のシルエット

第2競技 ブルズアイ

軽く動悸がするのでApple Watchで脈拍を確認したら約100回。
深呼吸しても下がらない。 心拍数を下げるのは諦めよう。

それにしても、両手のシルエットであれだけ据銃が定まらないなら…いやいや、それも考えても仕方ないこと。
最大限に据銃を安定させて、最大限に丁寧にトリガー操作をするだけ…
いや、それはわかってはいるけど、そんなに甘くないのが試合のブルズアイ。

案の定、フロントサイトは揺れながら勢いよく黒点を通り過ぎてしまい、もう一度持ち上げないといけない😖
「あぶなっ! ふぅ…なんとか助かった」の繰り返しで、お世辞にも意識の持っていき方も、技術面も、上手く撃てたとは言えない。
なんなら、震え方もこれまでの公式よりマシだったということはないと思う。

それでも1枚目はなんとか50点。
いつもは的を確認しないのだけど、本当に50点か気になったので、無理せずにターゲットを確認した。

そして第2ステージ。
初弾で8点へ😰
でも、これはラッキーだった。0点でもおかしくない撃ち方。
こうなると一気に怖くなるけど…今回は「今の撃ち方で8点だったのはそれだけトリガー操作が向上した証!」みたいに考えながら、気持ちを保ったように思う。

合計98点は、ちょっと出来過ぎの気がする…
けど! 結果は結果!!

試合終了後、ブルズ採点係をしていて、思ったのだけど、期待以上の点が出たという表情を見せた人はほとんどいない。
そんな試合にあってそれなりに結果がついてきたことは前向きに捉えないとね。

今後、これまでやってきた基礎的な筋力を維持するトレーニングと据銃練習・実射練習……それらの量を最低限は保って、そしてもっと実射練習の質を高めていけたなら、さらに安心感のある射撃につながるはず。
その方向性に自信が持てたことは大きい。

ブルズアイ よく頑張った!

そして最終競技 プレート!!

短い待機中に、2競技終わって4点しか落としていないこと、マスターまであと11枚、グランドマスターまであと13枚であることは、どうしても考えてしまう。

考えてしまうものはしょうがない。
それを否定したり、悪い結果につながる材料だとは思わない、それができた。
点数を考えてしまっている自分を客観的に捉えながら「さあ、今こそ意識しようと決めた、タイミングのカウントに集中しよう」と思えた。

185点がかかっているとは思えないくらい落ち着いて…T田さんの声が響き…

そして恒例の初弾外し😭

いやいやいや、キビシイ!!

でも、ここから出来るだけのことをやるしかない。
タイミングのカウントに集中して…2発目は手首からグルンッ💦
でもヒット😮‍💨

あとは、ひたすら、「カウント、カウント…」

ラッキーな倒れ方をした的は1枚や2枚じゃない。
でも、それも実力のうち!!

そして中段の最後。
左側の隙間にパスン!!!

後がなくなった。
そして段が変わっての1発目は鬼門。
ここは一緒に撃っている135さんには申し訳ないけど、少し時間を使わせてもらいます🙇
……よしっ。出来ることはやった。
もう一度タイミングに集中…

よし残り2枚!!
これはマスター以上は確定!!
(↑こういうとこ)

無情の「パスンッ!」 
😵

でも、「最後の一枚は大事」
そう口すっぱく言ってくれる川村さんに見てもらっている気分で、そのプレッシャーをはね返す練習と思って、タイミングのカウントに集中してやる!!

トトト…(タイミングの取り方・企業秘密🤫)」
「パチンッ」

よぉぉしっっっ!!!!
まずはマスター!!!🥳

プレート12枚は恥ずかしながら過去最高得点

全体を振り返って…

もちろんグランドマスターに届かなかった悔しさもあるけど、今回の点数は射撃内容からしたら上出来。
トップの人たちに比べたら、実力そのものがまだまだまだまだ足りないことがこれまで以上に実感を伴ってわかったけど、それでもその人たちに試合で勝つチャンスを窺えるところまで、ようやくやって来れたように思う。
いやあ…時間かかったな…😭

たくさんの人に気にかけてもらって……
練習場所
銃の整備
グリップの取り付け
技術的なこと、メンタルのこと
時には厳しい言葉も
そして時には自信をなくさないように勇気づけられる言葉も…
あっ! 危ない! 忘れてはいけないカカシさんのアイリスシャッターも☺️

たくさん助けられて…
(そう、アドバイスのひとつを信じてTwitterから距離をとったら、本当に結果がついてきてしまった😅)

そして、大勢の人にお祝いの言葉をかけていただいて…🥹

本当に皆さんに感謝いっぱいの気持ちです。

この調子に乗っている参戦記?は、これまで応援してくれた皆さんに笑ってもらえれば…そういう気持ちで、公開します。

みなさん、お待たせしました。
そして、次のステップに向けて、今後も応援をお願いいします!🙇🏻‍♂️

最後になりましたが、富士見公式の開催のために尽力していただいた皆さん、ありがとうございました。
「歴史ある富士見スポーツシューターズさんの主催する公式。運営面で学ぶことがたくさんあるはず」と思いながら、勉強させてもらいましたけど、なんども「さすが!」と唸ってしまいました。
ちょっと完璧すぎて、同じことを福岡でやるのにはまだまだ時間がかかりそうですけど😅 でも、目標にさせていただきます!!

そして…最後まで読んでいただいた、ボンドファンのみなさん(←)
本当にありがとうございます🙇🏻‍♂️
APSは典型的な個人競技ではありますが、切磋琢磨して刺激を与え合う仲間がいてこそやりがいを持って続けられるものだと感じています。

今年はハンドガンの公式は全部出場したいと思っているので、どこかの会場でAPS CUP Challenger's Fukuokaのユニフォームを来た輩を見かけたら、声をかけてください。
お会いできた方も出来なかった方も11月の福岡公式でお待ちしています(笑)

ということで…
みんさん、今後ともよろしくお願いいたします!!!

2025年2月18日
APS CUP Challenger's Fukuoka
ボンド

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