『パッチ・アダムス』
映画『パッチ・アダムス』を是非観て欲しい。
ここでは、特に心に残ったセリフの紹介と共に、考えたことを綴っていく。
背景を観る、真意を聴く
"パッチ"というあだ名をつけてくれた、精神病患者時代の仲間の言葉だ。
ここでの"See"は"ただ見る"ことではなく、"注意深く観る"ことであり、"聴く"ことにも通ずると思う。
相手の話を聴くとはどういうことか。"言ったこと"だけでなく、"言わんとしたこと"、"言い得ること"までどうしたら聴けるだろうか。
対話型鑑賞を想起した。
他者に貢献することで、救われる
パッチは研修医時代、患者との関わりが禁じられていることに疑問を持ち、教授に何度怒られても、病室に忍び込んでは患者を笑わせ、励まし続ける。
『嫌われる勇気』に書かれていた、自己への執着から他者への関心へシフトすること、共同体感覚をもって他者に貢献することが大切であるという主張に通ずるものを感じた。
時には患者に拒絶されることもある。
それでも人を励まし続けるのは、なぜか。
よりよい"生"のために
これは医者を志すパッチの言葉だが、"increase health" "imvolving the quality of life"は医者に限ったミッションでない。
そもそも、"健康とは何か。WHOは"健康"について下記のように定義づけている。
※広義の"健康"、"健康"を左右する"つながり"についてのnoteはこちら。
リーダーシップの旅
想いを持って自ら立ち上げた病院の患者に恋人を殺され、悲しみにくれて去ろうとするパッチに対して、仲間が放った一言だ。
学則に囚われない、退学スレスレを行く自由なパッチに対して、誰もが最初は不審がったり、理念に共感していても一歩踏み出す勇気が持てずにいた。
周りに反対されても、独りでも挫けずに、ビジョンの実現のために動いていくパッチ。
そんな姿を見て、1人、また1人と心が動かされて、自然と巻き込まれていく。
そして、いつしか1人の想いはみんなのビジョンになっていて、パッチが希望の光を失いかけた時、仲間が進むべき道を照らしてくれる。
Lead the Self, Lead the People, Lead the Community.
まさに『リーダーシップの旅』である。
#パッチアダムス #聴く #他者への貢献 #よりよく生きる #リーダーシップの旅
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?