🐻❄️霜柱と三等星🐻❄️白熊ぽんとプチエッセイ
🐻❄️白熊ぽんとは
みんなの俳句大会白熊杯参加作品から二次創作をすることです。
勝手に賞(白熊杯参加作品を勝手に表彰するもの)のために作成中の記事から、白熊ぽんしてみました。
無記名リストから選んだ作品に、感想を一言書いていたのですが、どうにも一言にならないものがあったのです。
作者さまの元記事にコメントするにしても長過ぎるし、自分語りが過ぎておかしい内容です。
そこで、白熊ぽん!
白熊杯に応募された作品から二次創作としてエッセイにしてみました。
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❄️camyuさん
日陰にも負けず立つ君霜柱
大学一般入試が現在進行中です。
奨学金を調べていると、年収や家庭環境について考える機会となります。
ある大学は『学生職員』を募集していました。昼間、大学職員として仕事して、夜間に学生として学ぶものです。
厳しい環境から自力で大卒資格をもぎとる人を想像しました。
共通テストの結果が悪くて泣いたり怒ったりしている長女を、あやしたり距離を置いたりしながら、自分で闘うしかない誰かのことをおもいました。
もちろん長女には言わないけれど、彼女の同級生にも、長男の同級生にも、思い当たる人がいます。
白熊杯も同時進行していて、camyuさんの作品に出会いました。
camyuさんの句を読んで、身の引き締まるおもいをしたのでした。
camyuさん、力強い句をありがとうございます❄️
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❄️雪ん子さん
冬北斗三等星の自尊心
大人になっても吹奏楽を続けています。
吹奏楽はあまり上手でない人が混じっていても成り立ちます。
でも、できるようになりたくて地味な練習を続けています。大事な和音や旋律を鳴らせるように。
そうしないと、こっそり別の楽器の人に私のパートを鳴らすための楽譜が渡されてしまいます。
堂々と別の楽団から同じ楽器の人をたくさん呼ばれたこともありました。
できない自分が悪いのだと納得しようとするとき、自分にも自尊心があったことを思い知るのです。
北斗七星は六つの星が二等星で、ひとつだけ三等星です。柄杓と持ち手の要に、その三等星は居ます。
パンデミックの間も練習を続けました。今は、配られた譜面の9割くらいは吹けるようにしました。
みんなからは劣ってしまうけれど、
でも私だって。
雪ん子さん、三等星にフォーカスしてくれてありがとうございます❄️