和紙の里の絵画展
埼玉県東秩父村の和紙の里へ行ってきました。このごろは、道の駅として注目されています。
ここで、実父が定期的に絵画展をしていました。何年か空いてしまいましたが、八回目の展覧会を開催中です。
ともに絵を学んでいる同郷の友人四名による油彩の絵画展です。私の拙い写真で恐縮ですが、記録として残しておきたいので、お付き合いいただけたらとてもうれしいです。
故郷の山々の絵を何枚も描いています。向かって右から笠山、中央は笹山、左は堂平山です。
こうして三山を見る場所を変えて、あるいは変えないで、何度も描くのです。
こちらは裏側から見た笠山です。この絵を描く前に、この風景を見たとき、形がまったく異なって見えることに、父はしきりに感心していました。
山の絵をたくさん描いています。描きたいものがはっきりしています。長野の山々の絵も多く描いています。
うちの長女が小学生のとき、東北旅行に連れていってくれました。父と母と長女の三人の旅でした。竿燈まつり、ねぷた祭りなどを長女に見せてくれました。この奥入瀬も、長女は見ています。この風景を、長女は見たのだなといつもおもいます。
ほかの絵も展示しています。友人三名の絵は了解を得ていないのでアップロードは控えます。(後日、了承を得られたらひっそり追加します)
東秩父村の和紙の里は、紙漉きを体験できる施設です。細川紙という和紙がユネスコ無形文化遺産に認定されています。
平日は体験学習のため、県内の小学生が訪れていることが多いです。この日は三つの小学校が時間をずらして来ていました。
絵の展示は開放されたロビーの通り道です。子どもたちを紙漉き体験の部屋の前に集めて、ある先生がおっしゃいました。
「みんな見て。絵がたくさん飾られていますね」
ある小学生が言いました。
「上手だねえ」
時刻は午前九時半過ぎ、絵画コーナーにいたのは私ひとり。記録のために写真を撮っていたので、背中越しに聞いていたのでした。
次に四人展のメンバーに会ったときに、このことをぜひ伝えたいです。