やさしさ 数珠つなぎ賞 【みんなの俳句大会】
◇◇◇ 発表します ◇◇◇
ライラック杯のリコット賞【やさしさ数珠つなぎ賞】は、すーこさんの
顔上げて行こう桜は今日も咲く
です🌸
人生は、おもうようにいかない。
生きていれば何度でも躓きます。絶望でもう一歩も動けなくても、地球は動いていて、日は昇り、沈みます。こちらの状況など御構いなしに、毎年桜は満開になります。
下ばかり向いていたすーこさんに声をかけるように、桜の花びらがひらりと落ちたのかもしれません。
一面に花びらが落ちていたのでしょう。顔を上げたのは自然な動作で、桜は、ただ美しい。
顔を上げてみましょう。
理由はわからないけれど
私たちは自然に愛されている。
それでいいと励ましてくれるから。
すーこさんの俳句から、自分が弱っていた頃に沖縄の透明な海から生きる力をもらったことを思い出しました。
無記名一覧から選んでも、すべてのライラック俳句記事を読み込んでから選んでも、この句だったのです。
すーこさんは『春の三句 ~ライラック杯~』のnoteに、星野源さんの『喜劇』の歌詞を引用されています。それともうひとつ、この桜の俳句と『喜劇』のnoteを書かれています。
すーこさん、大切な思いをありがとうございます。
🌸やさしさ数珠つなぎ賞とは
第一回みんなの俳句大会アポロ杯から手渡されてきた大切な賞です
みんなの俳句大会に提出された全ての俳句の中から一句だけに与えられます。受賞した人が、次の俳句大会で審査員となり、次の受賞作品を選びます。
前々回の受賞者がやよいさんでした。私は前回やよい賞をいただいたので、今大会で僭越ながらリコット賞を選考する運びとなりました。
事の始まり、そのいきさつは、かっちーさんがnoteにされています。
★本当に励みとなったのです
★たくさんの感動と元気と勇気その他多くのものをいただきました
私も、白熊杯でやよい賞をいただいたとき、やよいさんの共感とそのやさしさに励まされました。元気と勇気をいただいたのです。
やさしさの数珠つなぎ、私につなぐことができたのでしょうか。どうか、この大切な心のバトンがつながりますように。
【歴代の受賞作】
★第一回 アポロ杯 大賞受賞者
とのむらのりこさん
顔上げてプールサイドのママ探す
★第二回 白杯 とのむらのりこ賞受賞者
はらっぱのりすさん
葉を奏で鶺鴒誘ふ車椅子
★第三回 沙々杯 はらっぱのりす賞受賞者
長靴や雪道小径父のあと
★第四回 宇宙杯 こたつぶとん賞受賞者
これでも母さん
くたびれて卒業祝うランドセル
★第五回 鶴亀杯 これでも母賞受賞者
ぱんだごろごろさん
純白のヴェールの陰で夏が往く
★第六回 十六夜杯 ぱんだごろごろ賞
やよいさん
泣きたくて見上げるそこにおぼろ月
★第七回 白熊杯 やよい賞
リコット
小米雪窓辺の揺り椅子母眠る
【ヘッダー作成:riraさん】
(イラスト:くーや。さん)
【賞状作成:riraさん】
【Thanks:沙々良まど夏さん】
【運営クルーのみなさま】
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