見出し画像

星列車で旅をした【第二幕】

IMP.の影山拓也くん初単独主演舞台
「星列車で行こう」 

今回は第二幕で感じたことを書きたいと思います。いち影山担の感想であり備忘録なので解釈違いもあるかもしれませんがご了承ください(´-`)

幕が上がり、第二幕
星列車の停電はほどなくして復旧します。
怯えていた五郎を気にかける太郎と次郎ですが、五郎はほうっておいてほしいと壁を作ります。五郎には悲しい過去がありました。切ない声や表情で「STAND BY ME」を歌う五郎にいつも心がきゅっとなって引き込まれたなぁ。
太郎は五郎に「五郎くん、五郎くんはずっと無理して生きてきたんだね」と声をかけます。肩に手を置いてぎゅってしながら。この声がとっても優しくて好きだった。一寸、お尋ねしますの歌詞にある「やさしくて人の悲しみまで涙をこぼし」を思い出すような心優しい人柄がここでも見えました。

次は追憶駅です。現世の人はいない追憶駅で次郎の母親を見つけます。(ここで太郎と次郎は裏にはけます)
一見少し怖くもある次郎ですが悪い手を使ってお金を稼いでいたのには理由がありました。本当は母親想いの優しい人なんですね。ここで歌っていたのは浜田省吾さんの「MONEY」本当に耳に残る歌で舞台期間中よく口ずさんでました。(私が)
上演中ではないですが、追憶駅が本当に存在したらどうだろうと考えて舞台から離れて勝手に泣きそうになってしまいました。また会えるのであれば私は今すぐにでも追憶駅に行きたい、でもそれはきっと許されないんだろうなって。悲しいけれど、ただ現実を受け止めてしっかり生きないとなって思わされました。私が会いたい存在は最期まで頑張って生きていたので、私も頑張ってからそちらに行かないと会えないと思っています。頑張らなければいけない理由のひとつです。

MONEYの曲終わりで太郎と五郎が戻ってきます。切符代は善行でお支払いいただきますよ~と説明する車掌に、じゃあ善行頑張らないと!と前向きな太郎と五郎。一方で納得いかない次郎は車掌にナイフをつきつけます。
太郎「次郎くん…!だめだよ…!」(ここも日によって違ったような気がする)そんな声もむなしく次郎は車掌を刺してしまいます。しかし刺されたはずなのに車掌は無事でなんなら笑っています。このときの車掌が良い意味でとても不気味でした。人間じゃないぞ…!というのがとても伝わった。状況がのみこめない3人に対し車掌は飄々としているこのコントラストもよかったなぁ。
ここで車掌が「夢があるならば」を歌います。歌詞とストーリーがリンクしていてスッとはいってきました。もう本当に歌声がすごくてこちらの曲も頭から離れませんでした。どの曲もそうなんだけどね。
車掌が言うにはまだ3人とも本当の夢を見つけられていないとのこと。
このあたりかな太郎が次郎にかけた言葉「自分らしく生きたいのならば自分の好きなことを突き詰めればいいと思う」
この言葉というか意味合いのことを影山くんよく言っているのであてがき…?それともたまたま…?なんて考えていました。次郎には「また自分らしくか」と一蹴されてしまっていたけれど、ひとつの素敵な考え方だよね。そんな考えを持つ影山くんのこと好きだなって思う。憧れや夢を叶えるために全力で努力して頑張って、ひとつずつ夢を叶えている影山くんを見ているからより言葉が胸に響きました。
そして皆さん大好きな(?)善行のお話。修行をして善行を積んでく必要がある。善行とは…
「お掃除です!」「え?」な反応をしている3人とぞうきんを軽快に渡す車掌さん♪笑 このコントラストも好きでした。
ということで「STAND BY ME」に合わせてお掃除スタートです。椅子を拭いて汚い~って顔している太郎も五郎にここ掃除してって言われてちょっと渋りながらも結局やっているところもお掃除の仕方がちょっと雑なところもと~~てもかわいくて好きでした!!ダンスも言わずもがなかわいくてずっと見ていたかった。また別のショーを見たかのような満足感。たろごろモップ交換っこダンス(?)もかわいかったな。モップ持ってる太郎みて改めてスタイルいいな~って思った。脚611mある。
あ~~~もう全部忘れたくないのに1ヶ月ほど経った現在、当日よりもどうしたって記憶は薄れてしまって非常に悔しい~~
歌のこと全然詳しくないけど「たとえこの空が消え失せても」の鼻濁音?歌い方特に好きでした。そら(ん)が~みたいな感じ(絶望的表現力)

曲が終わると、表情も雰囲気も明るくなった3人は夢について話し始めます。そんななかで太郎は「僕らしさってなんだろう。それがわかれば夢が分かるのに」と考えます。次郎や五郎が周りの人から行く道を導かれているのを見ていた太郎は「ねぇ!!そこにいるおじいさんとおばあさん」と声を掛けます。(ちなみにとっても声が大きい。恋しい。またききたい。)
自分が子供の時の話とか教えてほしいってお願いします。すると車掌に「人に頼るのをやめたかったのでは?」と言われてしまいます。その声に「そうでした、そうだった」とへへっとやっちゃったみたいな顔して言うんですよ。もうかわいくてかわいくて。でもそうやって素直に人に頼れるところも良いところだと思うよ。(私は太郎にも過保護なところがあるのですぐ肯定しちゃうけど素直さとか人に頼れる力って本当に大事だと思う。)

それぞれの夢ややるべきことがわかってきた3人。ここで「Let It Be」を歌います。もうここでも滝のように泣いていました。大千穐楽の涙はもう本当に終わりが近いことが嫌でもわかり大泣き。隣の人に申し訳ないなと思いつつも同じように涙をぬぐう動作がちらっと見えたのでちょっと安心した。感動するよね。終わってほしくないよね。
「苦しみの時その声が私に囁いてくれるLet it be」必ず未来が開きのあとからの車掌との掛け合い「Let it be Let it be Let it be もう迷わないでLet it be」もうボロボロ泣いちゃった。目の前にいるのは太郎さんだけど演じているのは影山くんなわけで。大好きな人にそのままでいいんだって言ってもらえているような気持ちにもなって泣いちゃったよ。

曲が終わりあと3分で次の夢見る駅へ到着します。
会場中が明るくなり星空に包まれます。本当に綺麗だった。南座の1階、2階、3階、御園座の1階から乗車させていただきましたが、どの席でも違った良さがありました。まるで星列車に乗っているようでした。
次で降りることを決意する太郎。五郎に情報とか調べてるの?と心配されますが情報なんていらないよという太郎。だれにも頼らずこのままの自分で、自分自身の力で生きていくことを決めます。自分がないことに悩みながらもどこかで甘えていることに気づいた太郎。五郎、次郎も次で降りることを決めました。
そして再び「Let It Be」を歌います。
「暗闇でもひとすじの光が」太郎のソロ歌唱からはじまります。
たくさん悩んでいた太郎の「もう迷わないさLet it be」心なしか自信が少しついたように思った。最後のレリビ〜ィ⤴︎の声、どの公演も綺麗だった。太郎くん、そして全体を見ながら心では大泣きですが一瞬でも逃したくなくて目に涙をたっぷりためてその姿を目に焼きつけました。結局泣いちゃったけど。でもしっかり心に刻んだよ。絶対忘れたくない。泣いている私や会場とは正反対に太郎はじめみんな晴れ晴れしい表情で手を振り幕が閉じます。

本編書き終えました。読んでくださった方、ありがとうございました。
きっと書ききれていないこともあるのでしれっと付け足すかもしれません。

本当に思い出に残る夏でした。影山くんの初単独主演が決まってから幕がおりるまでのこの期間はこれからも私にとっても宝物です。素敵な思い出をありがとう。私が毎日頑張れるのは影山くんのおかげです!
影山くんの夢がぜんぶ叶いますように!これからも応援させてください。
大好きだよ~!!
#星列車で行こう
#影山拓也
#IMP .

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?