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【デッキ紹介】手札有罰

こんにちは、あぷりこってぃと申します。

今回は自分が主催した『読書の秋オフ会』の企画として7年ぶりにブログに挑戦します!

『#ブロガー祭』(『#読書の秋オフ会』)で検索して、他の方のブログもぜひ楽しんでください!

自分はそんな読書の秋オフ会で主に使用した、
≪真炎皇ウリア≫をエースにしたデッキを紹介します!

レリーフが至高

こちらのデッキは今年のGWに遠征した時に4日連続で使用し、今年のAAオフSPでは取材も受けた自分の中でも特に気に入ってるデッキです!





【概要】

デッキレシピです。

LR:2024/10/01

≪カード名≫
※下線付きのカード名は公式DBにリンクしています。

≪真炎皇ウリア≫をエースにするために『≪ハイパーブレイズ≫の効果を最大限活かすこと』を目的とし、下記の目標を達成出来るようにデッキ構築をしました。

デッキの目的と目標

(Ⅰ)デッキ内の罠カードの比率を高くする。

罠カードを主軸としたデッキ構築にすることで≪ハイパーブレイズ≫の打点上昇効果を期待できます。
そこで、≪真炎皇ウリア≫とは相性が良くても罠カード以外の比率が上がってしまう下記カード郡を不採用としました。
≪七精の解門≫等の『3幻魔』ギミック
≪隣の芝刈り≫≪モンスターゲート≫などの『推理ゲート』ギミック
≪増殖するG≫≪手札断殺≫など罠カード以外のドローソース

(Ⅱ)デッキの枚数は最大の60枚。

デッキ枚数を最大の60枚にする事で≪ハイパーブレイズ≫での最大ダメージを高くする事ができます。
しかし、デッキ枚数を増やすと≪便乗≫など永続罠カードを主軸にしたデッキ構築だと現カードプールでは罠カード中心の構築だとサーチ手段が乏しく安定しません。
そのため、デッキ枚数が多くても安定感が高い通常罠カードを主軸に考えました。

(Ⅲ)相手のデッキの罠カードも墓地に送る。

≪ハイパーブレイズ≫の効果は相手の罠カードの枚数も参照します。
お互いがドローするカードを多く採用することで、『安定性の向上』と『相手のデッキの罠カードも墓地に送らせる』を狙いました。


(Ⅰ)〜(Ⅲ)の目標を達成出来るカードはいくつか存在しますが、罠カード中心にデッキを構築すると昨今のゲームスピードにはついていけません。
そこで『罠カード中心の構築』≒『常に手札をハンドレスにできる』という着眼点から、『規定枚数ドロー出来るカード』を軸に『大量ドロー&手札全伏せ』を繰り返して現代のアドバンテージレースに対抗出来るデッキ構築を目指しました。

デュエル序盤~終盤までの大まかな動きは下図の通りです。

デッキ概要まとめ



【序盤】

ドローだけ達成出来ても、盤面をある程度固めないと負けてしまうので、大型モンスターも合わせて用意できる≪蘇りし天空神≫と≪王の舞台≫(=≪超重天神 マスラーO≫)を採用しました。

どちらのギミックもそれぞれ独立しており、合わせ引きが上振れとなるので初動過多による事故もありません。

【序盤】まとめ

(i)〔1枚初動〕≪王の舞台≫ギミック

≪王の舞台≫1枚から≪光の王 マルデル≫をSS、≪バラガール≫をサーチ&NSしてレベル12シンクロを狙います。

頼りすぎない構築にして対バック除去のデコイに
曝藤で株爆上がり
召喚権の使い道はコチラ

自分の手札や相手の盤面に合わせて下記のシンクロモンスターを使い分けます。

・自分の手札がハンドレス、相手の魔法罠が多い
⇒≪超重天神マスラーO≫で3ドロー

戦線復帰で蘇生すると美味しい


・自分の手札を減らせない、相手のモンスターが多い
≪騎士皇レガーティア≫で1ドロー+除去

騎士魔防陣や急還馬で蘇生すると美味しい


≪蘇りし天空神≫と比べるとドロー枚数こそ少ないですが、
≪王の舞台≫、≪王の襲来≫≪メタバース≫≪トラックトリック≫≪トラップトラック≫の計14枚が初動として活躍します。

また、中盤から『ヴァラバラの動き』(※後述)で毎ターンのリソース確保とドロー、罠の墓地肥やしが出来るのも魅力があり採用しました。

(ii)〔2枚初動〕≪蘇りし天空神≫&≪のどかな埋葬≫

≪蘇りし天空神≫と≪のどかな埋葬≫の2枚の組合せからカードを最大6枚ドロー出来ます。
ドロー数は(i)より多いですが、あくまで2枚の組合せが必要で揃いにくいです。

『発動と効果は無効化されない』が地味に便利
序盤はオシリス、後半はウリアにアクセス

≪トラップトリック≫と≪トラップトラック≫で各9枚体制にする他、≪悪魔の嘆き≫≪絶対王 バック・ジャック≫で『擬似的な強欲で謙虚な壺』を採用しました。
ランダム要素ではありますが速効性が魅力的で、このデッキであれば基本的に3枚の選択肢から発動ラグなく好きな通常罠カードを使用出来ます。
この効果で≪オシリスの天空竜≫を落とすことも可能です。


オマケ

モンスターを用いた罠カードの初動には≪迷宮城の白銀姫≫≪天獄の王≫などの確定サーチも存在しますが、今回のデッキは罠主体で戦う都合上『大量ドローして何を伏せたか分からないようにプレイする事』が強みだと考え、不採用としました。


【中盤】

【中盤】まとめ

(i)『ヴァラバラの動き』

≪王の舞台≫を動かしていくと墓地の≪王の呪 ヴァラ≫から毎ターン『ランク9+次のヴァラのコスト+≪バラガール≫』を用意できます。
対戦相手の盤面を手持ちの罠カードで突破出来なくても、この動きで最低限対応出来ます。
※詳しい動かし方についてはこちらの動画を参照ください。

基本的にはデッキに残ってる「ジェネレイド」カード分しか回せない動きですが、≪蕾禍ノ曝藤≫≪永の王 オルムガンド≫(爬虫類族)と≪光の王 マルデル≫(植物族の「ジェネレイド」カード)をデッキに戻す事で無限回≪永の王 オルムガンド≫を出力出来ます。

急還馬、マリスのコストにも便利


(ii)『ヴァラバラの動き』+α

(i)の動きに≪蘇りし天空神≫と≪悪魔嬢マリス≫を絡めることで毎ターン状況に合わせた罠カードへアクセスができます。この動きも活用して終盤の準備を整えます。

ドロー、妨害、終盤の準備なんでもこなす

~使い方~
1.≪蘇りし天空神≫の墓地効果で手札に加えた≪死者蘇生≫で≪悪魔嬢マリス≫を蘇生
2.除外状態の≪蘇りし天空神≫を≪悪魔嬢マリス≫で再セット
(リリースコストは自身と≪バラガール≫で最低1回分は必ず用意できます。)

≪悪魔嬢マリス≫の効果で伏せた≪蘇りし天空神≫はデッキボトムに行ってしまうので、ドローの状況次第で≪永の王 オルムガンド≫の効果でエクシーズ素材にして墓地に戻します。


【終盤】

【終盤】まとめ

(i)ハイパーブレイズで勝利

序盤から使ってきた罠カードを攻撃力に変換して≪真炎皇ウリア≫の攻撃で勝利を狙います。
≪ハイパーブレイズ≫は≪バージェストマ・マーレラ≫で墓地に落として≪ブービートラップE≫で拾って用意する形を取りました。
罠カードだけで完結している事と序盤に引いてもそれぞれ別の役割があって腐りにくい事がポイントです。

各種召喚やコストにも貢献
手札を切れるのも優秀


≪真炎皇ウリア≫は≪のどかな埋葬≫で準備します。
こちらも≪オシリスの天空竜≫の墓地肥やしと兼用できるので後半も腐りません。

どちらのカードも素引きしてしまえば準備が必要なくなるので、ドローソースでドローを繰り返すことももちろん有効です。

また、≪ハイパーブレイズ≫は疑似的に『手札を4枚捨てられるカード』なので≪蘇りし天空神≫との相性も抜群です。

(ii)デッキ破壊で勝利

第二の勝ち方として用意しています。
≪ハイパーブレイズ≫をせっかく使うのであれば『相手の墓地も肥やして打点を上げたい』という目的があるので自然な流れで狙える勝ち筋も終着点の一つに設定しました。
攻撃をなかなか通してくれない相手に有効な攻め手にもなります。

特に≪プレゼントカード≫は通常罠でアクセスしやすく、相手の増えた手札を捨てさせながら5枚ドローさせることが出来るのでデッキ破壊はもちろん、≪蘇りし天空神≫の発動条件を必ず満たせるように相手の手札枚数を調整出来ます。

序盤に引いたら王の舞台の発動のトリガーに活用



【総括】

再掲

基本的な内容は以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

今年のGWに関西&名古屋方面で4日間ほとんど使っていましたが、事故はわずか1回で勝率もほぼ五分、勝ち試合はウリアの攻撃orデッキ破壊(2回)と自分が想定していた通りの動きをしてくれたのでとても満足しています。
AAオフSPでもバチカンさんとの8年越しの大事なデュエで攻撃力32000のハイパーブレイズを叩き込むことが出来ました。


『序盤の動きは明確に決まってないが、やりたいことは常に通せるデッキ』で自分好みに仕上げることが出来ました。

ブログに関しては今後も続けていくか分かりませんが、今回が好評でまた書く機会があればぜひ読んでいただけると嬉しいです!

最後に宣伝にはなりますが、
今年は月一でコンセプトオフ会を開いています。残すところあと2ヶ月分ですが、そちらもぜひ参加して一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!

カジュアルの遊戯王ではなかなか無い『チームでの交流を楽しむ』オフ会です!
(大食い企画ではありません笑)

こちらは『デッキ構築』を主体にしたオフ会です!
参加枠がかなり少なく限られてますが、興味あれば連絡ください!


また、来年の3/15(土)には一つの区切りとなる最後のコンセプトオフ会を開く予定ですのでそちらもお楽しみに!
『キャンセル待ちでも楽しめる』企画も用意してます!!!

・この1年間でデュエルした事がある方(自分のプレイマットにサインしてくれた方)※特に優先招待
・自分主催の月一オフ会に参加したことがある方

が参加条件になりますのでまだ1年以内にデュエル出来てない方はぜひデュエルしましょう!

それでは!




【おまけ】

以降はサブギミックの簡単な解説になります。
デッキ全体としてのシナジーを簡単に紹介します。

(i)手札枚数

手札枚数を調整する事はこのデッキにとって一番重要です。
自分の伏せれない手札調整はもちろん、≪蘇りし天空神≫対策で相手が『手札を6枚以上に保つ』『手札を可能な限り減らす』のでそれに対するケアカードを入れています。

おまけ(i)まとめ

『相手の手札を5枚以下に調整』
⇒≪蘇りし天空神≫の発動条件達成
≪PSYフレームロード・Ω≫
≪覇王龍ズァーク≫
≪死なばもろとも≫
≪プレゼントカード≫

『相手の手札を増やす』
⇒≪蘇りし天空神≫で相手にドローさせる枚数を減らす
≪永の王 オルムガンド≫
≪時械神ガブリオン≫
≪神風のバリア-エア・フォース-≫

『自分の手札を減らす』
⇒≪蘇りし天空神≫で自分がドローする枚数を増やす
≪ハイパーブレイズ≫
≪凡人の施し≫
≪手札抹殺≫

『相手のドローカードを封じる』
⇒手札誘発カードを止める
≪蕾禍ノ鎖蛇巳≫

(ii)セルフブレイク系

メインデッキにモンスターを入れない都合上、トークンや相手のモンスター、繰り返し蘇生したモンスターを上手く利用する必要があります。
本編でも何度も登場したデッキの要になる≪永の王 オルムガンド≫や≪悪魔嬢マリス≫にもこの性質があることからもこの点を有効活用出来るカードは非常に重要です。

おまけ(ii)まとめ

『コスト用意』
-一時的なモンスター-
≪ブラック・ガーデン≫
≪王の舞台≫
≪精霊冥騎-急還馬≫
≪蘇りし天空神≫
-コントロール奪取-
≪六花の薄氷≫
≪FNo.0 未来皇ホープ≫
-破壊がメリット-
≪覇王龍ズァーク≫⇒スケール化
≪賜炎の咎姫≫⇒縛り解除
≪転生炎獣レイジング・フェニックス≫⇒蘇生

『コスト利用』
≪トラップトラック≫
≪デストラクト・ポーション≫
≪ハイレート・ドロー≫
≪賜炎の咎姫≫
≪悪魔嬢マリス≫
≪永の王 オルムガンド≫

(iii)チェーン稼ぎ&≪ブラック・ガーデン≫

墓地に≪トランザクション・ロールバック≫≪ブービートラップE≫≪斬リ番≫を揃えておくだけで『常に相手に10回の発動を躊躇わせる』事が出来ます。
≪ブラック・ガーデン≫に関しては、チェーンを稼ぐ以外にも多様な使い方がありますが、デッキレシピだけでは伝わりづらい点だと思うので紹介します。

おまけ(iii)まとめ
相手との駆け引きで10回を意識させる使い方が個人的に好み
序盤のモンスター数稼ぎにも使いやすい


『チェーン稼ぎ』
≪トラップトリック≫≪トラップトラック≫で回数かさ増し
≪悪魔の嘆き≫≪絶対王 バック・ジャック≫で計4回
≪王の舞台≫+「ジェネレイド」モンスターで計3回以上
≪悪魔嬢マリス≫
≪永の王 オルムガンド≫
・罠カード全般(セットカード、墓地効果)

≪ブラック・ガーデン≫のコンボ』
・チェーンを稼いで≪斬リ番≫のサポート
≪オシリスの天空竜≫の召雷弾サポート
≪影の王 レイヴァーテイン≫と合わせて戦闘サポート&攻撃力0蘇生
 ⇒≪時械神ガブリオン≫,≪FNo.0 未来皇ホープ≫
・≪神炎皇ウリア≫の攻撃対象
 ⇒≪ハイパーブレイズ≫の効果で打点を上げるので≪神炎皇ウリア≫自体に影響無し
≪賜炎の咎姫≫の蘇生条件を能動的に達成


【???】

その他です。
スリーブはオシリスレッドのスリーブを使っています。
≪神炎皇ウリア≫&≪オシリスの天空竜≫を活躍させるデッキであることと『赤い罠カードが多い』ので相性抜群です!
ジェネレイドトークン、ブラックガーデントークンにはステンレス製の≪オシリスの天空竜≫を使っています。
デッキパワーが高い相手に何も出来なくてもデッキを印象付けることが出来ます笑

蘇りし天空神とハイパーブレイズの高レアリティ出ないかな~

デッキ名『手札有罰』はデッキの性質を表現したくて名付けました。
合わせて「手札誘発」という単語も意識しました。
≪蕾禍ノ鎖蛇巳≫で効果を止めたり、手札に残しているとドロー枚数が減って不利になるという意味も込めました。

サムネイルは友人のアッキさん(@akki_rasetsu)にお願いしました!
改めてカッコイイサムネをありがとうございます!

本当に以上です!
ここまで読んでいただいた方、長々ありがとうございました~!


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