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内定直結型のエンジニア実習”アプレンティス”【カリキュラムについて】
皆さん、こんばんは。
内定直結型のエンジニア実習『APPRENTICE(アプレンティス)』公式note編集部です。
前回の投稿では、アプレンティスのエントリーから参加までの流れを説明しました。
アプレンティスで何が身につくの?
カリキュラムの内容ってどんなことを学ぶの?
実際にチーム開発ってどんなことするの?
などなどご質問を頂いておりますので、本日はカリキュラムの内容やチーム開発について説明します。
カリキュラムについて
アプレンティスのカリキュラムはUdemy受講者数18.7万人、YouTube登録者11.4万人(2024年4月現在)の山浦清透が作成しています。
アプレンティスのカリキュラムは「フルサイクルエンジニア」としてのスキルを身につけることを目的としています。 ※具体的には「課題に対して、要件定義から設計・実装・運用までの一連のサイクルを行い、課題そのものを自ら解決でき」、結果として「事業をドライブすることができる」エンジニアを目指します。
「プログラミングが好き!」「どんどん技術を身につけたい!」という思いを持って、エンジニアを目指す方が多いですが、意外と大事なのが”事業貢献性”だったりします。ビジネス視点での課題解決ができることって、転職市場でかなり重要視されるんですよね。
ですが、具体的に何をしたらフルサイクルエンジニアになれるのか分からないと思います。
そこで、今回はアプレンティス4/8(月)に開校した5期生のカリキュラムを実際に覗いてみましょう。
カリキュラムの構成
全体像
カリキュラムは大きく4つのセクションに分類されます。
DEV 1: Introduction
期間:4/8(月)〜5/19(日)
内容:Ruby or PHP、オブジェクト指向、データベース/SQL、HTML/CSS/JavaScript
DEV 2: Framework
期間:5/20(月)〜8/11(金)
内容:Rails or Laravel、API、React、Next.js、AWS/ネットワーク、チーム開発
DEV 3: Original Product
期間:8/12(月)〜10/27(日)
内容:要件定義及び設計、コア機能、インフラ、MVP、ユーザーインタビュー
DEV 4: Recruiting
期間:10/28(月)〜11/10(日)
内容:書類作成、プレゼン準備、ドラフトイベント
アプレンティスでは約半年間かけて、基礎から体系的に学んでいきます。
このカリキュラムを進めることで、フルサイクルエンジニアへの土台が出来上がっていきます。
学習の進め方
まずは、カリキュラムの進め方を見ていきましょう。
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独学で学んだり、人から教わり学ぶ場合は「わかった」だけで終わってしまうことが多いです。「分かっただけで、実際には自分でコードを書けない。」「コードは書けても、サービスをつくれない。」なんてことも…
Skill Docは活躍しているエンジニアの行動特性をベースに作成されており、必要なスキルが”わかった”状態になります。そして、QUEST(クエスト)で演習を行うことで、”わかった”を”できる”状態にしていきます。
ただコードを書くだけでは、技術の定着はしづらいんです。
そこで、自分の学習したことや習得した技術をアウトプットして定着させる目的で技術ブログ記事を書きます。
そして、日報にて日々の取り組みを振り返ることで更なる技術の定着を促します。
これによって、本当の「できる」状態になっていきます。
詳しいカリキュラムの内容
続いて、カリキュラムの内容に移っていきましょう。
このカリキュラムでは単元ごとにクエストを解いていくのですが、具体的にどんなことをするのか、一部抜粋してお話しをします。
PHP/オブジェクト指向の単元では、添付画像の内容を進めていきます。
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この単元の期間としては2週間になります。
提出クエストとして、トランプゲームの戦争をオブジェクト指向を使って実装します。
ステップ1
プレイヤー2人の簡易的な戦争のコンソールゲームを作成。定められたルールの元、コンソール(ターミナル)上で動作するようにする。
ステップ2
誰かの手札がなくなったらゲーム終了し、順位を表示するようにする。この時点での手札の枚数が多い順に1位、2位、・・・という順位になる。
ステップ3:ルールの追加
プレイヤーの人数を2〜5人で選択できるようにする。
プレイヤーごとに名前を設定できるようにする。
ステップ4:ルールの追加
ジョーカー1枚を最強のカードとして加える。
出された一番強いカードがAで複数あった場合、「スペードの A」は「世界一」と呼ばれ、無条件で場札をとることができる。
このような形でクエストが出されます。ググったり、参考教材を使い自分で試行錯誤をする必要性があります。
正直、かなり大変です。
ですが、人に教わるのではなく、自分で解決するために学ぶことによって”自走力”を身につけることができます。この自走できるかどうかが、面接では重要ポイントになってきます。方法が分からないから諦めるのではなく、できる方法を考えてやり抜くこと。これができる人は評価されます。
チーム開発
そして、カリキュラムの中には「チーム開発」というものがあります。
3~4人で1チームを結成して、実際に開発を行います。
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開校後からチームで週に2日間、ミーティングを行いながらクエストと同時並行で進めていきます。
5期生の場合だと6/3(月) 〜 6/9(日)がチーム開発Weekです。
この期間はチームでの開発に集中して取り組みます。
最初のチーム開発は開校してから2ヶ月でプレゼンまで終わる流れになるので、かなり急ピッチです。
チーム開発のプレゼンに関しては、過去に実施したこちらのYouTubeをご覧ください。
オリジナルプロダクト
2回目のチーム開発まで終わると、いよいよオリジナルプロダクトの開発へと進みます。
オリジナルプロダクト(またはポートフォリオ)は転職活動で使われます。
ですが、多くの人が「このような技術を身につけました!」「こんなことが自分できます!」と技術のアピールするために作ることが多いです。
勿論、それも大事です。
ですが、エンジニアの場合は「実際に人に使ってもらうこと」が必要になってきます。仮にサービスを出しても、ユーザーに使ってもらえないと価値の無いサービスに…
そのため、アプレンティスでは実際に周りの人に使ってもらいユーザーインタビューをします。そしてプロダクトの課題に対して、改善策を考え、プロダクトの改善を繰り返し続けて、実際に使ってもらえる状態になるまでやります。
1期卒業生のオリジナルプロダクトのプレゼン動画をご覧ください。
ドラフト
そして、オリジナルプロダクトまで完成するとドラフトへの参加となります。
ドラフトでは、企業の採用担当者様との1対1での面談を実施します。
そして、企業様からの評価を勝ち取った方のみが選考へ進めます。
5/25(土)、5/26(日)の2日間で次回開催を予定しています。
こちらに関しては、また別記事にて詳しくお届けします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、アプレンティス生を採用した企業様のインタビュー記事をお届けします!
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