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【不動産鑑定士試験】経済学の対策について

この記事では不動産鑑定士試験の経済学の学習方法を公開しています。本試験では73点という高得点(ただしR6ではボーダーがかなり上がったため、73でもそんなに有利といえるほどの点数ではありません。)を獲得することができました。
ただし、この点数は自分の体感とはかなり乖離しています。今年は平均点が例年より低かったこともあり、相当下駄が履かされていると思います。
さらに、経済学は学習範囲が無限に広く、正直申し上げて、確実に70点以上を狙いに行くような効果的な対策は難しいと感じています。
令和6年度の試験においても、ミクロ経済学はともかく、マクロ経済学は予備校に通ったから有利ともいえず、かといって独学だから不利という内容でもありませんでした。

また、私は中小企業診断士試験の1次試験で経済学を学習済みだったため、ほんの少しアドバンテージがありました。
中小企業診断士の経済学はマーク式試験のため、不動産鑑定士の論文式試験とは努力の方向性が異なるものの、あまりにも経済学が苦手な方で、このNoteで紹介する教材が合わないと感じる方は、中小企業診断士向けの教材を立ち読みし、自分に合うかどうかを確認するとよいかもしれません。
なお、下記の記事でも解説しておりますが、この試験でできるだけ安定的に合格を勝ち取るためには、出題傾向のブレが大きく、出題範囲も無限に広がりうる民法・経済学にあまりに多くの時間を投下することはリスクが高いと思います。

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