PEOPLE1の歌詞を読み解く⑤〜フロップニク〜
PEOPLE1の歌詞は意味深で、ちょっと難しい。
彼らは何を歌うのか、それを考察するのがこのシリーズ。
今回はPEOPLE1の「フロップニク」を読み解いていく
フロップニクはMVがキャッチーなので内容を誤解しがちだが、歌っている内容はコンプレックスをさらけ出した結構きつい内容だ。
といっても、意味がわかる箇所ばかりではない。
今回は重要な一部分だけ抜き出して解説しようと思う。
歌詞
<フロップニク 抜粋>
下手くそな歌だ パーティは終わりだ
毎日毎日 毎分毎秒
恥ずかしくて死にそうなんだ
ポリエステルミュージック
ライカ バタークッキーズ
吐いて捨てるような曲さ
嘘っぽい顔でまた口ずさんでる 口ずさんでる
Bメロに当たる部分といえば良いだろうか。
この歌の中でも感情が爆発している箇所。
歌詞はかなり否定的だ。
ここで大事なのは5行目
「ライカ」「バタークッキーズ」とはなんのことか。
ご存知の人も多いだろうが、
これはPEOPLE1の歌のタイトルだ。
★PEOPLE1公式サイト
https://ppppeople1.com/musics/10135
1 . BUTTER COOKIES
2 . フロップニク
3 . ライカ
4 . 常夜燈
5 . イマジネーションは尽きない
「ライカ」「バタークッキーズ」
この2つを並べて「吐いて捨てるような曲」と歌う。
一体なぜなのか
普通に考えれば
自分が作った歌をこんなふうに否定したりはしない
そのヒントはやはり歌の中にある
>下手くそな歌だ パーティは終わりだ
>毎日毎日 毎分毎秒 恥ずかしくて死にそうなんだ
自分の歌を”下手くそ”だと思っている。
”恥ずかしくて死にそう”とまで言っている。
言葉通りに捉えれば
彼らは音楽にコンプレックスを抱えているのだ。
自分の歌に自信が持てないから
否定しながらでないと歌えない。
自己肯定感が低い人、自分を卑下しがちな人は
理解しやすいと思う。
つまり、フロップニクは
自分のコンプレックスを歌った歌だというふうに
捉えられるのではないだろうか
まとめ
今回はこれで終わりである。
短すぎる気もするが
いちばん大事なところは説明できている。
今回伝えたかったことは
「フロップニクの歌詞は明るくない」ということだ。
明るいMVとは裏腹なPEOPLE1の違った一面が見える
新しい気づきのある記事になっていると嬉しい。
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