ハタチノコロ はじめてのアメリカ(12) さらば友よ、さらばオーランド

9/9 やはり寝坊!昨日のジェットスキーの疲れもあってぐっすり眠ってしまったらしい。そんな調子なので、朝というか昼を食べ、近くのスーパーにJUN、健司、あつしさんと4人で出かけた。ここでJUNと健司はアイスを。しかも健司は着色料75%くらい(ちょっと大ゲサ?w)のアイスをTシャツにこぼし、Tシャツが染まっていた。健司ぃww エプコットセンターを早々と諦めた私たちはどうせ暇なので、このあとあつしさんの運転でアウトレットに連れて行ってもらうことにした。健司は15:25のグレイハウンドに乗ると言っていたけど、ちょうどバス停がそのアウトレットの方向にあるから都合がよかった。アウトレットまでは30~40分のドライブで着いた。来るときにグレイハウンドのバス停をチェックしてから来るはずが見つからず、ちょっと早めにここを出ることになった。となると・・今14時を過ぎてるから・・あと30分くらいしかショッピングの時間がない!!サングラスとか時計の値段チェックだけでほぼ終わってしまったじゃないかw さあ、とうとう健司君、タンパ空港へGO!

バス停を探しながらゆっくりと走っていたけど、15:00頃になっても見つからない・・さすがにあつしさんも焦って、人に聞く作戦に入った。モールの中の人や、その辺の肉体労働者なんかに道を尋ねてみてもみんな言うことがマチマチで、結局グレイハウンド本社へTEL。TELを終えて健司が車に戻ってくると、「もう行っちゃったかも・・。」だって。おいおい、お前なんでそんなに冷静なんだーー!!!私たちはもうドキドキでナントカしなきゃと思いつつ何もできないことがすごく腹立たしいのに!おーー、向こうからグレイハウンドが走ってきたゾーー!いやいや、でもタンパ行きではない。きっと反対方向だ。おっ?もう一台きたぞ!でもまたしてもタンパ行きではな~い。まだ間に合うかも??もう一度人に聞いてみて、さっき来た方へ戻るとまたグレイハウンドがーーー、キャー!でもうしろ向きでどこ行きかが見えない!!!と思っていると、あった!!グレイハウンドのバス停!しかし時すでに遅し!!もうタンパ行きは出てしまっていた。はぁぁぁ。きっとさっきの後ろ向きのがそうだったんだーーー!あーあ、と私たちは途方に暮れていた。健司ぃ~~、どーすんだよ~~!

戻ってきた健司とあつしさん。時刻表を調べたら、オーランドからタンパへ行く便がまだ夜21:00まであると聞けてホッとした。こんなに人をドキドキさせといて、健司張本人は「(寝るのは)く、空港が・・いいかな・・。」などとぬかし、「ちょっとイソイソしたからゆっくりしよう!」と私たちを安心させてくれているではないかww なんて図太くて、器のでかい人間なんだ・・・タクシー事件のときもそうだが、この健司という人間、手ごわいw それにしてもめちゃめちゃ前向きやな。もうちょっと焦れよーw 結局そんなこんなでOlive Gardenに行って16時頃遅い昼を食べた。JUNが「健司ってさー、食べる時以外ほとんど口開かないよね?」とか言ってウケたw ホントそんな感じー!健司は普段あまり喋らないけど、とっさに言うひとことがかなりブレイクする。もう健司サイコー。さすが母ちゃんが階段から落ちて早く生まれただけある!しかし、「空港が・・いいかな・・。」はよかったw この名台詞は今後も健司語録として語り継がれるのであった。

とうとう私たちも18:10のシャトルバスでYHを発つ。荷物をまとめて外のベンチでみんなとの別れを惜しんでいた。コウキとタリオは帰国し、健司がタンパに向かう。ここキシミーのYHではいろんな国、いろんな年齢、いろんなバックグラウンドを持った人たちと知り合えた。みんないいヤツばっかりだったね。タクシー事件、スポーツバー、ジェットスキー、健司グレイハウンド事件、etc.. さらば皆の衆~、そしてマイアミへ~♪

<この旅をきっかけに、JUN、健司、ヒデちゃん、コウキ、私の5人はこの後約20年に渡る親友となるのであり、ここオーランドは私たちにとって本当に思い出深い地となった。>

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