サマソニ日記 復刻版シリーズ(7)2006年
過去に記録したフジロック、サマソニの日記を復刻させるシリーズです。
相変わらずのあの大渋滞は何なんだっ!
あの柵で区切られた無意味なスペースといい、ぼーっと突っ立って、質問してもあいまいな返事しか返してこないスタッフといい…毎年改善が見られない。フジを見習え、フジを!
といいたいことはいろいろあるが、結局06も思う存分楽しんだわけでありまして、以下、観たアーティスト&ひとこと感想。
<1日目☆8月12日>
■Phoenix
いい意味で力の抜けた心地よいライブだった。
アーティスト側もリラックスした雰囲気だし、周りの観客もそれぞれのペースで踊っていたし。なによりもメロディーラインが美しくて好き。
■The Rapture
頭空っぽにして単純に楽しく踊るにはいい。でもなにか足りない感じ。DJイベントとかあったら盛り上がりそうだし行きたいけど、ちょっとマウンテンは広すぎるかな。
■Editors
初めて聴いた。自分的にはそんなに好みではなかった。
一番後ろでごはん食べながら観てたけど、座ってんのにステージが見えるってどうよ…。入ってくる人もソニックのくるりの方にどんどん移動して、人がとどまらず。そのあとのサイン会は笑顔でやっていたから安心したけど、ちょっと今後が心配。
■くるり
こちらも初だったけど、よかったー。
名曲ぞろい。最近「赤い電車」で宝町まで通っているのだけど、実際に「ファソラシドレミファソ~」が聞こえると本読んでても反応してしまう(笑)次はもうちょっと予習していきたい。
■Keith
かなり気に入ったので、別レポ(笑)
■The Charlatans
民生に移動する時間だったため、30分(トイレ並ぶ時間含めて)だけ観た。後ろのほうだからあまり音はよくなかったけど、シャーラタンズ独特の空気感がそこにはあった。1曲目から新譜で一番好きな「NYC」がきてウヒョー!となった。「Weirdo」がきたときはトイレで踊った。最後まで観たかったよ。
■奥田民生
マイ王子であり、理想のおっさん像でもあり。
雷つきの豪雨で心配だったけど、夕方にはすっかり晴れて…
もうね、「ビーチで民生」、サイコー、ほんとに。
「ほんとのところ、メタリカ観たかったんっすけどね笑」
「雨降ったときまだ家にいて、あーあって感じで、今日は行かなくてもいいのかなっ?なんて思ってましたけども…」のMCにみんな爆笑。
あのゆるゆるMCと海風が心地よくて。観客みんな一体になってたし。
Black Dog→快楽ギターの流れ、もろ好き。
3曲目にイージュー☆ライダーがきて、えー?もうかよ??と思いつつ、
30歳になった今、自分のこれからと曲を重ねてみたり。CUSTOMを朗々と歌い上げる民生、素敵すぎる。新曲も結構多かった。買お。
<2日目☆8月13日>
■Boom Boom Satellites
初ブンブン。これは楽しいね。言葉、必要ないな。脳みそ空っぽ。中毒性あるね、これ。体が自然に動く。なんであんなかっこいい音出せるのだ?
■We Are Scientists
すんごい人入ってた。以前一緒に来日公演やったEditorsのステージと比べるとかわいそうなくらい。何曲か知ってる曲あってわりと楽しめた。近いところには来ているのだが、ツボに到達しそうでしないアーティストだ。次作に期待。
■The Kooks
以前成田空港で遭遇し、なんとなく興味がわいてたThe Kooks。音源も持ってなかったし、知ってるのは「Eddie's Gun」くらいだったけど、メロディーがよかった。もっと近くで観たかった。なんでかわかんないけど、Londonで観たい気がする(謎)
Mando Diao、最前確保に備えてそろそろマリン方面へ。
Chara観ようと思ったけど入場規制!ぎゃー。くやしい。
■Great Adventure
Mando待ちでちらっと聴いた。
音はかっこいいのに相変わらずMCだせー。英語のださださMC。日本語でやったほうがかっこいいことに早く気づいてほしい。
■Mando Diao
Arctic Monkeysの裏で人はかなり少なめ。なのに!!
モッシュすげー。胸押しつぶされるかと思った。
ただ暴れたいだけのヤツは出ていってよし。
相変わらずビヨルンの「Mr.Moon」にメロメロ。声渋い~。
グスタフはなんかあまり元気がなかったな。
単独で観たときのほうがよかったけど、新曲もなかなかいい感じでした。「Sheep Dog」やばい。死ぬ。終わったら海に飛び込んだように全身汗だくだった。雨も降ってないのにこんなにびしょびしょになったライブ、過去にありませんけど…(笑)Tシャツ、絞った、絞った。
■The Cat Empire
Tシャツ絞ったけど気持ち悪いので、ビーチの物販で購入(No Surf,No Lifeってやつ)軽くそのへんで生着替えして、Little Barrie最前確保のため、スタンバイ。
ところが!すげーたのしー、このバンド。ホーンとかダンサーとかも入っちゃうような陽気なラテン調の音楽とジャズ、ファンク、スカ、ラップなどが融合。サイコーに踊れるのよ。演奏のクオリティー高いから、みんないろんなことして遊んで演ってる。その余裕がまたいいね。機会があったら絶対観てほしいな。みんな踊らずにはいられないはずよ。
■Little Barrie
若干長くなるので別レポします(笑)
全然ひとこと感想じゃないじゃん!とか、そこ突っ込まないでください(笑)
サマソニでも多くの仲間と会えました。楽しかったよ。みんな、ありがとう!
これにて私の2006年ロックな夏は終了。
また日常に戻るけど、ささいでもいいから、日々楽しく幸せな気持ちになれることを見つけながらがんばることにします。
次は2008年!