愛のむきだし(2009年)

画像1 愛のむきだしは実話に基づいたストーリーを題材に、園子温が脚本・監督を手掛けた映画で、4時間に及ぶ長編作となっている。音楽はゆらゆら帝国が担当。
画像2 クリスチャンの家庭に生まれたユウは幼くして母親を亡くし、聖職者である父と2人で暮らし。いつしか父にカオリという女が近づき、愛人となったカオリが生活に入り込んでくるようになり、ユウはうんざりした日々を送っていた。
画像3 やがて男を作って出て行ったカオリ。ショックで心の穏やかさを無くした父はユウに毎日懺悔を強要するようになった。懺悔することがないと父の心が自分から離れると思ったユウは、父の関心を引くために自ら罪を作るようになる。その行為はいずれエスカレートしてゆき、女性を狙った盗撮魔となる。
画像4 ユウの悪事はエスカレート。罪を作るため暴走族と関わりを持つようになり、その仲間たちのたまり場に出入りするようになった。ここで剛くん登場。この頃はまだ今回のような役や、クラブにタムロする若者、アーティスト、バンドマンなどのちょい役が多い。
画像5 暴走族幹部役、ロン毛の剛氏。罪を作りたいというユウに対して「何がしたい?お前のオヤジ、神父か?」セリフこれだけ。
画像6 カオリが元彼との間にできた娘を連れて再び街に戻ってきた。ユウは母親が亡くなるときに言い残した「マリア様のような女性を探しなさい」という言葉を胸に生きてきて、やっとそれに相応しい女性を見つける。それがヨーコだった。満島ひかりのパンチラシーンも当時話題になりましたが、本当に可愛いくて最高です!!
画像7 やがて父がカオリと再婚し、なんと最愛の女性であるヨーコとひとつ屋根の下で暮らすことになってしまった。しかしヨーコは男嫌いで、さらに悪いことにユウが友達との罰ゲームで女装したサソリという女性の姿に恋してしまい、サソリが実はユウだと気づいていないのです。
画像8 サソリに恋焦がれるヨーコ(満島ひかり)の自慰シーンでこの映画の存在を知った人も多かったのではないでしょうか?
画像9 そんな時、ゼロ教会という信仰宗教の信者であるコイケという女が、ユウ一家を宗教に加入させようとあれこれ理由をつけて近づこうとしてきます。この安藤サクラの演技がまた秀逸で、めちゃくちゃ不気味で恐ろしいです笑。さすがとしか言いようがない!
画像10 コイケは自分がサソリであると偽ってヨーコに近づいて心を掴み、次第にヨーコを意のままにして拉致します。ユウは必死にヨーコを追いかけて取り戻そうと説得しますが全く響かない。
画像11 愛のむきだしといえばこのシーン!コリントの使徒への手紙第13章をワンカットで暗唱するシーン。満島ひかりの熱演がキレキレで圧巻です。
画像12 うまいことユウ以外の家族をゼロ教会に引き込むことに成功したコイケ。洗脳されたヨーコと家族を取り戻すために、ユウはゼロ教会に乗り込んでいくが…?
画像13 当時13歳の松岡茉優がヨーコの親戚の女の子役で出演しています。まだあどけないけど、十分面影あるなあ。

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